「家政夫のミタゾノ 2」第3話

テレビ朝日の「金曜ナイトドラマ」の「家政夫のミタゾノ 2」の第3話を見ました。

朝、「むすび家政婦紹介所」で三田園薫(松岡昌宏さん)たちが支度をしていると、警察官が訪ねて来て、応対に出た五味麻琴(剛力彩芽さん)たち家政婦に、この辺で不審な人物を見かけなかったかと訊きました。隠れている所長の結頼子(余貴美子さん)に代わって、三田園さんのことかと察した平野らむ(椿鬼奴さん)や早坂倫子(内藤理沙さん)が見なかったと答えると、警察官は、連続強盗殺人事件が発生したので目撃情報を集めている、不審な人物を見かけたら通報してほしいと言って帰りました。

その頃、スマートフォンでお土産について話しながら通りを歩いていた三島孝文(戸塚純貴さん)は、走ってきた男性とぶつかり、持っていた黒色の鞄を落としてしまいました。ぶつかってきた相手も似たような鞄を落とし、すぐに拾い上げて立ち去ったのですが、少しして中身のお土産が無事かどうかを確認するために鞄を開けた三島さんは、自分のものと思っていた鞄の中に血塗れのジャケットと血のついたナイフと札束が入っているのを見て驚愕し、通りかかった巡査に鞄の中を見せるように言われて逃走しました。交際相手の浅野真実(藤井美菜さん)の実家の前にたどり着いた三島さんは、待っていた真実さんに鞄の中身のことをはっきりと言えないまま、祖父が県会議員だったという真実さんの両親に結婚の許しを得る挨拶をしなければならなくなりました。

三田園さんと五味さんは、派遣先の浅野家で家主の浅野堅一(升毅さん)の定年退職祝いのパーティーの準備を手伝っていました。そこへ、浅野家の娘の真実さんと三島さんがやって来ました。大柄な三田園さんを見てお父さまかお母さまかと迷っていた三島さんは、交際相手の両親と会った緊張感と警察から逃げていることとで混乱していました。三田園さんは、浅野家に挨拶に来た三島さんが鞄の中に何かを隠していること、病院のコンビニでアルバイトをしている小説家であること、そして公務員だと思っていた父親の浅野さんが警視総監賞を受賞した捜査一課の刑事だと知った時の三島さんの慌てぶりから三島さんの身に起きたことを察し、五味さんはすり替わった三島さんの鞄の行方を探すことにしました。

その矢先、三島さんは、浅野さんの妻が作った夫の好きなチーズケーキを落として壊してしまいました。浅野さんの妻と娘の真実さんは、父親が機嫌を損ねることを恐れていました。連続殺人事件を追っている浅野刑事のもとに、部下の辻本刑事が訪ねて来ました。三田園さんは、辻本さんが来た時の浅野さんの妻の加奈子さんの様子を見逃しませんでした。五味さんは、妻と娘のために努力しているというボトルシップ制作が趣味の浅野さんを、家庭を守る父親の鑑だと絶賛していたのですが、浅野さんの妻と娘は黙って俯いていました。

退職祝いのパーティーの途中、巡査から逃げるように席を外した三島さんを探して凶器の入った鞄を発見した浅野さんは、被害者のダイイングメッセージの「E」と「B」は「ミ」と「シ」だと考え、三島さんを連続強盗殺人犯として追い始めました。五味さんの提案でカステラのチーズケーキを作った三島さんは、それを浅野さんに手渡しに行ったのですが、怒った浅野さんに突き飛ばされた五味さんがボトルシップの並べられていた棚にぶつかり、傾いた棚を戻そうとした三島さんが誤って本格的に倒してしまい、ボトルシップの数々を破壊してしまいました。

激怒した浅野さんは、三島さんの鞄を逆さにして中身をその場に出してみんなに見せようとしたのですが、中に入っていたのは妻の加奈子さんの名前の書かれた闇金融からの借用書や督促状でした。妻は辻本さんに貢ぐために密かに借金を重ねていました。壊れたボトルシップのガラスを静かに掃除機で集め終わった三田園さんは、掃除機でも取りきることができなかった細かいガラスの破片を取るため、床に紙を敷いてその上から水を撒いたのですが、その紙に印刷されていたのは浅野さんが警察の賞を受賞した際のメダルをフリマアプリで出品した際の写真付きの画面でした。本物のメダルを売ったのは娘の真実さんでした。

一方、平野さんと早坂さんは「むすび家政婦紹介所」の裏庭で三島さんの本当の鞄を発見し、浅野邸にいる三田園さんに届けました。真犯人逮捕の連絡が浅野さんに入った後、浅野さんの部屋で浅野刑事から取り調べを受けていた三島さんは、自分の鞄を取り戻すと、お土産のワインを浅野さんに手渡しました。しかし、鞄の中に入っていたのはそれだけではありませんでした。

三田園さんがある官能小説を朗読し始めると、浅野さんは突然何も見ずに本の続きを語り始めました。その小説は、三島さんがペンネームで書いた小説でした。お金のために書いたのだと浅野さんに答える三島さんに、部屋の本棚の警察関係のファイルを退かした浅野さんは、その奥に並べていた小説シリーズを見せました。浅野さんは、三島さんの小説の大ファンだったのでした。本当は警察小説を書きたいと言う三島さんに、浅野さんは、お前の才能はこっちだと断言し、新作を書いたら一番最初に見せてほしいと頼みました。三島さんと意気投合し、娘との結婚を認めた浅野さんは、謝る妻を許し、大切な家庭を取り戻しました。

翌日、辻本さんは、闇金融の取り立て屋の人たちから、浅野加奈子さんの借金を肩代わりするよう迫られていました。署名捺印入りの手紙を闇金融に送ったのは、三田園さんなのでしょうか。それとも、浅野さんなのでしょうか。「むすび家政婦紹介所」では、テレビのニュースで逮捕された連続強盗殺人犯の海老和之の写真を見た家政婦たちが、この前訪ねて来た警察官だと気付いて、戦慄していました。早坂さんがその前の日の夜に誰かにぶつかり、服に血のような赤い染みがついていたということを知った家政婦たちは、殺人犯は警察官に扮して目撃者を探し、目撃者がいたら殺すつもりだったのだろうと推理していました。“不審者”を三田園さんだと思い込んで、見なかった、と答えた家政婦たちは、三田園さんがいて良かったとほっとしていました。三田園さんは、私は何もしていませんと、机の上で何かの電子部品を作っている手を止めていました。

第3話の脚本は山岡潤平さん、監督は小松隆志さんでした。

戸塚純貴さんの演じる小説家の三島さんの表情(顔芸?)がとても面白かったということもあるのですが、その三島さんと升毅さんの演じる刑事の浅野さんのテンポの良いやり取りが楽しかったですし、コメディー要素の強い刑事ドラマという印象でもあったのですが、家庭内の事情を静かに探る“家政夫”に徹する三田園さんと、悪化していく事態を知らない間にさらに悪化させてしまう五味さんが良かったです。

「むすび家政婦紹介所」の平野さんや早坂さんが活かされていたところも、良かったのだと思います。「灯台下暗し」がテーマになっていたようだったのですが、冒頭の警察官からの「落ち」も上手くまとまっていたように思います。

家事情報では、今回はプリンを使ったフレンチトーストや、カステラを使ったチーズケーキなど、お菓子の話題が多かったような気がするのですが、ガラスの破片の上に置いた紙を水で濡らして紙ごとガラスを集めるというのは、初めて知りました。粉状のガラスがその紙に吸い付くということなのでしょうか。

紅茶の香りを出すためにカップに注ぐ際に空気に長く触れさせるというのは、ドラマ「相棒」の杉下右京さんも行っていることかもしれないのですが、三田園さんは右京さん以上に高い位置から紅茶をカップに注いでいたので、紅茶は相当部屋の中に飛び散っていたのではないかなと思いました。

先日の水曜日に行われていた、TOKIOの山口達也さんの事件についての4人の記者会見の時の様子もまだ記憶に新しいのですが、松岡さんの的確で具体的な発言と涙が、山口さんが事件を起こしてしまったことへの悔しさとTOKIOへの溢れる愛に思えて、印象的でした。「アルコール依存症」が内科の受診では診断書に記載されないことが多いということも、松岡さんの発言があったので、知ることができました。報道番組の中で伝えられていたことによると、「アルコール依存症」は内科ではなく主に精神科で診断されるということなので、もしもそうであるなら、例えば、山口さんの病気を診た内科医の方が精神科の受診を山口さんに勧めていたなら、山口さんは早めに「アルコール依存症」だと診断されて、完治は難しいということなのですが、その状態から立ち直るための対策もすぐにたてられていたということなのかもしれないなと思いました。まだどうなるのか分かりませんが、TOKIOの番組の中では、少なくとも日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH!!」は、これからも続いてほしいと思います。

そして、このドラマが今回も無事に放送されて良かったです。松岡さんの演じる三田園さんは三田園さんです。次回の「家政夫のミタゾノ 2」の物語も楽しみにしたいと思います。
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