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「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」第4回

NHKの土曜ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」の第4回を見ました。

第4回は、退職した理科教師の宇野公平(佐藤隆太さん)が受け持っていたクラスの担任を引き受けてさらに忙しくなったにも関わらずそれを喜んでいる様子の教務主任の三浦雄二(田辺誠一さん)が不登校の男子生徒の対応に当たっていると聞いた青葉第一中学校のスクールロイヤーの田口章太郎(神木隆之介さん)が、不登校の生徒が茶色の地毛を校則に従って黒く染めるよう事勿れ主義の倉守校長(小堺一機さん)に注意されていたことを知り、ある程度生徒の行動を縛る校則は必要だと考える三浦先生と共に、生徒たちから広く理不尽な“ブラック校則”の意見を集めて新しい校則を作ろうと動き出したものの、一方でそれが不登校の生徒をますます追い詰めていたことにも気付いていく、という話でした。

作(脚本)は浜田秀哉さん、演出は渡辺哲也さんでした。

“ブラック校則”という言葉を私は最近知ったのですが、第4話は、その理不尽な謎の校則と不登校がテーマになっていました。

報道番組などで伝えられていたブラック校則には確かに意味不明なものが多いのですが、ドラマの青葉第一中学の生徒たちと同じように、変な校則を作っている学校に通う生徒たちは、先生たちに気持ちの悪い校則を変えてほしいと訴えるというようなことはしないのでしょうか。

私の通っていた中学校には、比較的自由な校風だったからなのかもしれないと思うのですが、事務連絡的なもの以外の変わった校則は特になかったように思います。

ドラマの田口さんは学校嫌いの新人弁護士ですが、田口さんを演じている神木隆之介さん自身は学校が好きだったそうです。田口さんは、不登校の生徒に、自分はいじめを受けて不登校になり、フリースクールに通うようになってからは学校が楽しくなったという過去を話して、教育を受ける権利を持っている君には選択の自由があるという風にその生徒を説得していました。

田口さんが弁護士になった理由は分かりませんが、同級生にいじめられて不登校になって、別の学校に転校したりフリースクールに通ったりして、その数年後司法試験に合格して若き弁護士になるというような人は、珍しいというか、少ないのではないかなとも思いました。ドラマでは、田口さんに説得された男子生徒がすぐに事情を理解して快活さを取り戻していたので、それはそれで良いとは思うのですが、ドラマだから、という風にも少し思えてしまいました(でも、本格的な不登校の問題を扱うには、30分のドラマでは難しいのかもしれません)。

ドラマの冒頭では、田口さんの落としたお財布が届いていた警察署で、お財布を拾って届けてくれた人から謝礼のお金を要求されることのおかしさを?田口さんが職員に訴えていました。その田口さんの落とし物の場面を見ていて、少しはっとしました。日本には遺失物法という法律があって、そこには遺失物の拾得者には遺失者に対して遺失物の価値の何%かの報労金を請求する権利があるという風に定められているそうなのですが、私は落とし物を拾って交番などに届けた時に謝礼がほしいと思ったことが今までなかったので、落とし物を拾って交番などに届けた誰かが落とした側の人に謝礼を求めることもあるのだという風に考えたこともありませんでした。

拾ってくれてありがとう、と思った遺失者が感謝の気持ちを伝えるためにどうしても拾得者にお礼をしたいと思うのなら、警察の人に相談をして拾得者にお礼をする方向で考えてもいいのかもしれないとは思うのですが、拾得者が拾ってあげたのだから何かお礼をくださいと遺失者に見返りを要求するというのは、私には、少し不思議な感じがします。もしかしたら世の中には他人と積極的に関わりたい人のほうが多いのかなとも思うのですが、普通の落とし物を普通に警察に届けたり届けられたリしたことでトラブルに巻き込まれるというのも何か変ですし、落とし物を拾った人は誰でもすぐに最寄りの交番や駅や案内所などに届けましょう、というくらいの、ただそれだけのシンプルな関わり方になるといいなと思います。

今回の最後、田口さんが不登校の生徒を説得していた頃、廃部が決まった部活動の一つの囲碁将棋部の部員だったらしい、三浦先生が新しく受け持つようになったクラスの女子生徒が、誰もいない暗い教室の窓から下の花壇の上に飛び降りて倒れていました。

これまでは主に教師の物語でしたが、今回からは主に生徒の物語になるのかもしれません。学園ドラマらしくなってきたような気がしますが、次回はいじめの話になるようです。田口さんや三浦先生がどのように解決していくのか気になります。
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Author:カンナ
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