FC2ブログ

「シグナル 長期未解決事件捜査班」第6話

フジテレビのドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の第6話を見ました。

2018年の警視庁捜査一課の長期未解決事件捜査班の警部補の三枝健人(坂口健太郎さん)は、不思議な無線機の向こうで、自分のせいだ、城ヶ丘地区連続窃盗事件は未解決でよかったのだと泣いている1998年の城西警察署の巡査部長の大山剛志(北村一輝さん)から、犯人は工藤雅之(平田満さん)ではなかったと聞きました。

5月8日、窃盗事件のあった白石家の郵便ポストの指紋が採取され、それが工藤さんのものだと判明しました。被害者は、逃げていく犯人の顔を見たと警察に証言し、警察官が示した数枚の男性の顔写真の中から、この人だと工藤さんの写真を指しました。被害者の目撃証言と指紋が決め手となったため、大山さんは、犯行を否定する工藤さんを城西署へ連れて行くことにしました。父親の犯行ではないと信じていた娘の和美(吉田愛さん)は、親戚の家に行くことになりました。工藤さんは、城西バスと並行して走る大山さんの運転する車の助手席から、バスに乗った和美さんの姿を見守り続けていました。

城西署に到着した大山さんは、警察官たちに工藤さんを託したのですが、署内に入るとテレビの前に人が集まって交通事故の報道を見ていました。玉突き事故が起きたということだったのですが、大山さんがよく見ると煙の出ているバスは城西バスでした。消防隊員が窓から助けようとしていた少女は和美さんでした。しかし、和美さんはなかなか助け出されませんでした。足が挟まって動けなくなっていたようでした。その時、一人の男性が消防隊員たちに何かを訴え、消防隊員たちは反対側の窓からその男性の娘らしい別の少女を救出しました。そして、それからすぐに和美さんの救出へ向かったのですが、爆発するから離れろという指示が隊員たちに出ました。隊員たちが動けない和美さんを残して離れた直後、バスは爆発し、炎に包まれました。工藤さんの娘の和美さんは、その火災で亡くなったのでした。爆発する直前にバスから助け出されたのは、矢部さんの娘の香織さんでした。

2018年の警視庁では、出所したばかりの工藤さんに誘拐された矢部香織(野崎萌香さん)の行方を追っていました。冷凍庫のような場所に閉じ込められていた香織さんは、足元に落ちていたスマートフォンから警察に助けを求めていたのですが、その通報を聞いた刑事の桜井美咲(吉瀬美智子さん)は、犯人の工藤さんが被害者のそばに携帯電話を置いていたことに違和感を感じていました。

少しして、被害者のスマートフォンの発信元が冷凍車であることが分かりました。警察官たちは冷凍車を探しに向かいました。健人さんは、工藤さんの目的は矢部さんへの復讐であり、工藤さんは20年前の事故現場にいると推理しました。そのことを桜井刑事に伝え、夜の高速道路に車を走らせると、しばらくして橋の上に佇む工藤さんの姿を見つけました。健人さんが到着する少し前、工藤さんは誘拐した香織さんの父親の矢部英介(小須田康人さん)をその場に呼び出し、激怒する父親に、20年前のバス事故で死んだのは自分の娘であると教えました。そして、娘を返してほしいと懇願する矢部さんに、橋の下の港にぽつんと止まっている白いトラックを示しました。到着した桜井刑事は、香織さんの父親と一緒にトラックを開けようとしていました。健人さんに大人しく捕まった工藤さんの様子を見ていた健人さんは、工藤さんが刑務所で炎の記憶に怯えながら電気技術を学んでいたことを考え、トラックを開けてはいけないと、橋の上から桜井刑事に向かって叫んだのですが、桜井刑事には聞こえませんでした。健人さんは、トラックの荷台にはガスが入れられていると考えました。桜井刑事は、矢部さんに代わって開いた冷凍車の中を懐中電灯で確認し、ふと壁面の電気のスイッチを入れました。橋を下りた健人さんが桜井さんを助けようと叫びながら走っていた時、スイッチはショートし、トラックは大爆発を起こしました。

爆風に吹き飛ばされて事故現場で気を失っていたらしい健人さんが目を覚ますと、爆発に直接巻き込まれた遺体が救急隊員によってタンカーで運ばれていくのが見えました。タンカーから下がった焼け爛れた腕には壊れた腕時計が着いていました。工藤さんの復讐計画は失敗しました。工藤さんに誘拐された香織さんは、警察官たちが捜しに向かっていた別の冷凍車の中から救出されました。

健人さんは、捜査一課の係長の岩田一夫(甲本雅裕さん)が殉職した桜井刑事の机を翌日から移動させることに反発していました。国民の税金で買った机だと言った岩田係長は、桜井刑事の穴を埋めないまま、長期未解決事件捜査班をいずれ解散すると健人さんたちに伝えました。花を持っていた慶明大学医学部の准教授の安西理香(青野楓さん)は、警察署の階段ですれ違った健人さんを呼び止め、桜井さんが警察嫌いの刑事がいると言っていたがそれは三枝警部補のことではないか、最近はいつも三枝警部補の話をしていた、期待していたのだと思うと話しました。

帰宅した夜、1998年の城ヶ丘地区連続窃盗事件について考えていた健人さんは、被害に遭った3軒の家の息子たちの経歴を調べ直し、同じヨットクラブに通っていたということに気が付きました。

1998年の5月22日、工藤さんの逮捕の決め手となった被害者の白石さんの証言が嘘だと考えていた大山さんは、工藤さんには事件当日のアリバイがあったのに事件を早期に解決させたい警察上層部がそれを隠蔽して前科のある工藤さんを犯人に仕立てたと気付き、窃盗事件の再捜査をしようとして、岩田係長に止められました。岩田係長も少し悔しそうではあったのですが、人間にはレベルがある、白石の言うことは証言だが工藤の言うことは戯言なのだと、大山さんに言いました。大山さんは、これが警察かと激高しながら城西署を出て行きました。大山さんは、自分のせいだと後悔していました。その時、車に置いていた無線の電源が入りました。

2018年の23時23分、健人さんは、過去とつながった無線機の向こうの大山巡査部長に呼びかけ、城ヶ丘地区連続窃盗事件の犯人は工藤さんではなかった、工藤さんは殺人犯となり、警察官が一人殉職したと伝えました。亡くなったのが桜井刑事だとは言いませんでした。健人さんは、大山さんに、窃盗被害に遭った家の息子たちが同じヨットクラブに所属していたということを教え、証拠はあるはずだから見つけてほしいと頼むと、自分は工藤さんに話を聞いてみると言いました。そして、必ずこの事件を解決しましょうと健人さんが大山さんに話したところで、無線は切れました。翌日、健人さんは、取調室で工藤さんと向き合っていました。

脚本は尾崎将也さん、演出は内片輝さんでした。

第6話も、良かったです。

でも、まさか桜井刑事が死ぬ展開になるとは思いませんでした。大山さんの行方を捜し続けていた桜井さんは、健人さんが1998年の大山さんと無線で話しているということを知らないまま亡くなりました。

過去を変えることはできないかもしれませんが、大山さんが自作自演の可能性があるとも考えられていた白石さんたちを逮捕することができたなら、もしかしたら2018年の桜井さんはあの爆発で死なずに済むかもしれません。

大企業の社長の息子たちだという嘘の証言をした白石さんたちの言うことを取り入れ、工藤さんを犯人に仕立てることにした警察上層部は誰なのでしょうか。現実にも、政治権力者側の有力者?やその子供たちの起こした犯罪はもみ消されていることが多いのかもしれないなと思います。

桜井さんや健人さんが工藤さんの仕掛けたトラックの爆発に巻き込まれる辺りのほぼ無音の演出は良かったと思うのですが、桜井刑事の机をどうするかで健人さんと岩田係長がもめていた辺りに流れてきた、女性の声の歌の演出は、私としては、必要なかったというか、ないほうがよかったように思えました。miwaさんの歌う挿入歌のようだったのですが、その歌自体が悪いということではありません。歌の使い方の問題です。今までの回にはその歌は使われていなかったような気がするので、どうして急にあのような場面で新しい歌が流れて来たのか、妙な感じがして、気になってしまいました。

あと、昨夜の第6話の途中には、野球の試合結果を伝える字幕が突然画面の上に出てきたのですが、これは放送局側の設備の問題なのでしょうか。ドラマの一視聴者の私としては、災害や事件などの命の危険がありそうな情報以外のニュース速報や臨時ニュースの字幕は、ドラマの物語の途中にはできる限り流さないでほしいようにも思います。ドラマの世界観が壊される、というほどではないかもしれませんが、突然の字幕で映像が遮られてしまいますし、物語とは無関係の現実の情報の字幕によって数秒といえども気が散ってしまうことを少し残念に思うのです。

ともかく、ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」自体は面白いので、次回の物語も楽しみにしたいと思います。


ところで、これは現実の事件のことなのですが、先週に報じられていた、新潟県新潟市の小学2年生の女子児童が自宅近くで殺害され、JR越後線の線路上に遺棄されたという事件について、新潟県警は被害者の家と遺体発見現場の近くに住む23歳の男性会社員を殺人と遺体の遺棄と損壊の容疑で逮捕したということが、一昨日の月曜日の夜に報じられていました。その後の報道によると、線路のそばに置かれていた被害者のランドセルに付着していた家族以外の人物の指紋(教師や同級生などの指紋も調べたのでしょうか)と、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックのロゴ付きという珍しいデザインのナンバープレートの車の情報と、1か月前に別の事件で書類送検されていたということと、事件当日から会社を休んでいたということから、警察はその近所の男性会社員の犯行を疑い、逮捕に至ったのだそうです(雨だった事件当日に差していたという被害者の傘は、見つかったのでしょうか)。その地域には様々な不審者の情報があるようなので、近隣住民の方たちが遭遇したり目撃したりしていた不審者が逮捕された人と同じ人物なのかどうかも、犯行時の詳しい状況などもまだよく分かっていないようなのですが、もしも女子児童を殺して線路上に遺棄するということを行った犯人が本当にその逮捕された23歳の男性会社員であるなら、警察は1週間で犯人を逮捕することができたことになりますし、この事件が未解決事件ということにならなくて、その点では本当に良かったと思います。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム