「シグナル 長期未解決事件捜査班」第7話

フジテレビのドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の第7話を見ました。

警視庁捜査一課の長期未解決事件捜査班の警部補の三枝健人(坂口健太郎さん)は、城ヶ丘地区連続窃盗事件の犯人として服役した後、娘の和美(吉田愛さん)の救出が遅れた原因を作った矢部英介(小須田康人さん)を殺害しようとしてその娘を誘拐し、刑事の桜井美咲(吉瀬美智子さん)を爆発に巻き込んで逮捕された、工藤雅之(平田満さん)に、もしもあなたが矢部さんの立場だったなら同じことをしたのではないかと話し、今からでも真犯人に罪を償わせるべきだ、それにはあなたの協力が必要だから力を貸してほしいと頭を下げました。説得に応じた工藤さんに、健人さんは、1998年は長野オリンピックがあった年です、と20年前の事件当時のことを少しずつ思い出してもらうことにしました。

被害者宅の息子の白石智弘(白石隼也さん)の自作自演を疑う1998年の城西警察署の巡査部長の大山剛志(北村一輝さん)は、窃盗犯に盗まれた宝飾品の行方を探す中で、三枝警部補に教えられたヨットクラブのことを思い出し、白石の所有するクルーザーを調べ、小瓶を発見しました。鑑識に回したところ、小瓶からはコカインの成分が検出されました。大山さんは、薬物使用で白石たちを逮捕しようと考えたのですが、小瓶から指紋は検出されていないと知った刑事課の係長の岩田一夫(甲本雅裕さん)から、白石重工の息子を逮捕するためには絶対的な証拠がないと無理だと止められました。

健人さんと話しながら過去の記憶を辿っていた工藤さんは、逮捕される前の自分と白石家との接点について、4月29日の配達の時に白石家の息子ともめたことがあると健人さんに言いました。車で帰ってきた白石は、工藤さんが家の前に停めていた配達の車が邪魔だと怒り、工藤さんは、白石家への魚の届け物を白石さんに受け取ってもらおうとして激怒する白石さんに突き飛ばされ、倒れる時に郵便ポストを触ったということでした。

1998年の大山さんは、健人さんからの無線で事情を聞き、白石がたったそれだけのことで工藤さんを自分の身代わりにしたのかと驚いていました。健人さんは、盗品を見つけ出して白石を逮捕してくださいと大山刑事に伝えました。健人さんから工藤さんが見た白石さんの青色の車について教えられた大山さんは、車を磨いていた白石家の使用人の男性にもう一台の車の行方を尋ね、その後、使用人を尾行して使用人が白石さんの指示で密かに処分しようとしていた青色の車を発見しました。車のシートの下に隠されていた黒い鞄の中には、たくさんの宝飾品が入っていました。はっきりとした証拠が見つかったことから、岩田係長は白石の逮捕令状を出し、白石を城西署へ連行しました。

白石が逮捕されたことにより、未来が変わりました。2018年の健人さんは、朝、窃盗事件の文書から被疑者・工藤雅之の名前が消え、白石智弘に変わっているのを見ました。長期未解決事件捜査班の桜井さんの机には、桜井さんの私物が置かれていて、何事もなかったかのように桜井さんが席に着きました。健人さんは、風邪で休んでいたという桜井さんに、これからはもっと自分を大切にしてくださいと言って少し怪しまれていたのですが、快気祝いをしましょうと提案して、夜、刑事の山田勉(木村祐一さん)や鑑識官の小島信也(池田鉄洋さん)と居酒屋へ出かけ、オムライスを注文していました。

白石の逮捕後の大山さんと無線で話した健人さんは、班長が桜井刑事であると知った大山さんから、桜井美咲の教育係を務めていると嬉しそうに言われました。大山さんは、桜井刑事が三枝警部補のいる班の立派な班長になっていることを喜んでいました。未来の大山さんが何をしているか気にならないのかと訊かれた大山さんは、もしも自分が変なことをしていたら引っ叩いてくださいと笑っていました。その頃、廊下を歩いていた岩田係長は、誰もいない部屋で誰かと話している健人さんの声を聴いて立ち止まり、健人さんが大山さんと呼びかけるのを聞いて驚愕していました。

他の刑事たちと盗品の確認を行っていた1998年の大山さんは、ある宝飾品のケースの下にフロッピーディスクが入っているのを見つけました。それは盗品のリストには入っていないものでした。中身を確認してくると部屋を出た大山さんが確認したフロッピーディスクの中のファイルに入っていたのは、衆議院議員の野沢義男(西岡徳馬さん)への賄賂のリストのようでした。大山さんは、そのフロッピーディスクを急いで自分の机の引き出しに入れて鍵をかけました。

しかし、しばらくして大山さんが引き出しの鍵を開けると、フロッピーディスクは消えていました。仲間の刑事の一人が、フロッピーディスクなら中本課長が持っていったと言いました。課長の中本慎之助(渡部篤郎さん)は、野沢議員にフロッピーディスクを渡していました。中本課長に真相を確かめに行った大山刑事は、中本課長から、この件には関わるな、忘れろと言われたのですが、諦めないと言い返しました。

野沢議員とつながっている白石重工の社長の息子である白石智弘は、被害者が被害届を取り下げたこともあり、不起訴処分となって釈放されてしまいました。窃盗犯として逮捕されそうになっていた工藤さんは、自分の娘の救出を優先させて和美さんを見殺しにした矢部さんを刺して逮捕されました。そのことを知った健人さんが確認すると、工藤さんはその後牢の中で病死したということでした。

失踪したまま行方不明となっている大山刑事の行方を探して、慶明大学医学部の准教授の安西理香(青野楓さん)に白骨死体などの写真を見せてもらっていた健人さんは、そこに現れた桜井さんに大山さんについて尋ね、収賄が疑われて2000年の5月に失踪する前、大山さんは武蔵野集団暴行事件の捜査に加わっていたと教えられました。どうして大山刑事に執着するのかと訊かれた健人さんは、自分でも信じられないくらいだから桜井さんも信じられないと思うと言って、桜井さんに大山刑事との無線のことは話しませんでした。

無線で大山さんと話した健人さんは、大山さんの世界が1999年の5月になっていると知り、もうすぐ武蔵野集団暴行事件が起きると伝えました。

その頃、岩田係長の娘が城西中央病院の病室で亡くなりました。中本刑事部長に会いに行った岩田係長は、三枝警部補は加藤亮太(神尾楓珠さん)の実の弟じゃないかと、健人さんの書類を床に投げ捨てていました。娘が死にましたと伝えた岩田係長は、医療費を支払わなくて済むようになると言った中本刑事部長に、あなたに従うのはやめます、もう終わりにしましょうと言って立ち去りました。

岩田係長は、武蔵野集団暴行事件の主犯と疑われて自殺した兄の無念を晴らそうと真犯人を捜している健人さんに、3時間後に城西中央病院に来るよう言いました。全てを知っていると言って電話を切った岩田係長に会うため、健人さんは指定された時間に病院へ向かいました。その頃には辺りは暗くなっていました。健人さんの車の横をある車が通り過ぎました。車を降りた健人さんが岩田課長に電話をかけると、近くで音が鳴り、音のするほうへ歩いていくと、そこには腹部から血を流して倒れている瀕死の岩田課長がいました。

脚本は大久保ともみさん、演出は鈴木浩介さんでした。

過去の世界で窃盗事件の真犯人が逮捕され、未来(現在)が変わって桜井刑事が無事に生きているということになった展開には、ほっとしました。でも、工藤さんの娘の和美さんがバスの事故で死亡した事実と変わらず、工藤さんの矢部さんへの復讐の思いは変わりませんでした。

今回は、これまでよりももう少し多く無線を使っていたような気がします。今までは大山さんが無線に出る時は陽が出ている頃だったように思うのですが、今回の中では夜の時もありました。2018年の健人さんの持っている無線に電源が入る時刻は必ず夜11時23分(23時23分)なのですが、大山さんの無線に電源が入る時刻には特に決まりがないのかもしれません。

また、今回には、中本課長が野沢衆議院議員と癒着して事件をもみ消しているということが描かれていました。城ヶ丘地区連続窃盗事件は一応今回で解決したようなのですが、武蔵野集団暴行事件という未解決事件の真相を知る岩田係長が命を狙われるという新たな事件が起きていました。警察幹部が政治家に便宜を図る警察組織の闇が描かれていくことになるのでしょうか。健人さんの兄の自殺の原因となった事件は、1995年の女子児童誘拐殺害事件ではなく、1999年の高校生の武蔵野集団暴行事件でした。

今までは現在の健人さんの場面と過去の大山さんの場面が切り替わる毎に何年何月を示す字幕が出ていたのですが、今回にはそのような日付の字幕はあまり出ていなかったような気がします。視聴者は見慣れて来ただろうから大丈夫だろうというような判断によるものでしょうか。

第6話の挿入歌として使われていたmiwaさんの歌は、今回の第7話でも使われていました。大山さんの行方を捜す健人さんと桜井さんが病院で会った場面で少し流れていました。第6話から急に挿入歌(ドラマの途中に流れる主題歌以外の歌詞付きの歌)が流れるようになったのは、いわゆるテレビ局側の“大人の事情”というものなのかもしれません。ただ、前回の第6話を見た時にも思ったことなのですが、このドラマを見ている私としては、やはりこのドラマには、挿入歌がなかった第5話までと同じように、挿入歌は必要ないような気がするというか、ないほうがいいように思います。

武蔵野事件の描写があったら嫌だなと少し不安にも思うのですが、ともかく、ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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