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「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」第8話

フジテレビの「木曜劇場」のドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」の第8話を見ました。

投資家のモンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカさん)は、計画通りに南条家を崩壊に導き、俳優の南条幸男(大倉忠義さん)を自殺に追い込んだのですが、南条幸男はまだ生きていました。南条家の一人娘の明日花(鎌田恵怜奈さん)のことを気にかけていたマネージャーの江田愛梨だったエデルヴァ(桜井ユキさん)が、幸男さんが下がっているロープを切って助けたのでした。エデルヴァが憎んでいるはずの幸男さんの命を助けたことを知った真海さんは、何でもすると言ったではないか、この時のために生き長らえて来たのではなかったのかとグラスを割って激怒し、これで自由だとエデルヴァに十億円の小切手を渡すと、幸せになれないと思うと訴えるエデルヴァに、私の幸せは私が決めると言いました。

お見舞いの振りをして幸男さんの病室を訪ねた真海さんは、意識不明状態の幸男さんのベッドの脇に立ち点滴に注射を刺そうとしたところを幸男さんの妻のすみれ(山本美月さん)に気付かれ、暖にそんなことはしてほしくない、殺すなら私がやると制止するすみれさんにお見舞いの花束と注射器を渡して病室を後にしました。娘の明日花さんは、眠っている父親の目から涙が流れていることに気付きました。

海岸に来ていた真海さんは、釣りに来た富永水産の守尾信一朗(高杉真宙さん)に声をかけられました。信一朗さんと話して少し明るい気分を変わっていた真海さんは、まだ付き合っていないかもしれないけどと、好きな人がいることを明かした信一朗さんのスマートフォンの着信に表示された「入間未蘭」の名前を見て、表情を曇らせました。

その頃、警視庁の刑事部長の入間公平(高橋克典さん)の自宅では、大学院生の娘の未蘭(岸井ゆきのさん)が父親に信一朗さんに会ってほしいと頼んでいました。公平さんは、二度と会うなと言っただろうと、未蘭さんの頼みを拒否し続けていました。公平さんの二番目の妻の瑛理奈(山口紗弥加さん)は、ベッドの上から自力で移動することも言葉を発することもできない義父の貞吉(伊武雅刀さん)に毒の赤い小瓶を見せて、未蘭を殺すと伝えました。

その時、お客さんが来たと、未蘭さんが真海さんを貞吉さんの部屋に連れてきました。貞吉さんは、部屋に入ってきた未蘭さんに、会話用の電子ボードで考えを伝えようとしたのですが、上手く文字が出ませんでした。瑛理奈さんがボードの下部のセンサーに細工をしていたからでした。真海さんは、伝説の投資家に会ってみたかったと挨拶し、ビジネスの話をしたいからと、貞吉さんと二人にしてもらいました。瑛理奈さんは、電子ボードを持って部屋を出て行ったのですが、真海さんは鞄の中から代わりの五十音のボードを取り出し、ゆっくりと貞吉さんと話し始めました。

一方、入間さんは、建設会社・神楽エステートの社長の神楽清(新井浩文さん)と会いました。神楽さんは、地上げ屋の寺角類(渋川清彦さん)の殺害と南条幸男の自殺未遂は真海の仕業であり、真海は入間さんと自分のことも狙っていると言いました。真海は誰だと思うかと訊く入間さんに、神楽さんは、あなたが思い浮かべる人と同じだと言い、もう一度あいつを殺して下さいと頼みました。

真海さんは、入間さんに呼び出されて取り調べを受けることになったのですが、そこは15年前に柴門暖が取り調べを受けた部屋と同じ部屋だったようでした。入間さんは、指紋がつかないようにハンカチで椅子を引いた真海さんに、ラデル共和国の元大統領のファリア真海(田中泯さん)の写真と、柴門暖の死亡通知書を見せました。脱獄した柴門暖が成り済ましているのではないかと疑う入間さんに、真海さんは、私はファリア真海の息子ですと答え、取調室を出ようとしました。その時、入間さんが机を真海さんのほうに動かし、机を止めようとした真海さんは咄嗟に机に指先をついてしまいました。真海さんは机を拭くこともなく、そのまま部屋を出ました。

真海さんが帰った直後、寺角の遺体発見現場に落ちていた手袋のDNA鑑定の結果報告を部下から受けた入間さんは、神楽さんの妻で元愛人の留美(稲森いずみさん)に電話をかけ、投資詐欺師の安堂完治(葉山奨之さん)には近付くなと命じました。

鎌倉の別荘に帰宅した真海さんは、貞吉さんとの会話内容を記したメモを見ながら悩んでいたのですが、少しして、「みらんころされるあした」と書かれたメモを握りつぶしました。そして、執事の土屋慈(三浦誠己さん)に車を出すよう命じたところ、入間さんが訪ねて来ました。

入間さんは、あなたの指紋が柴門暖の指紋と一致したと書類を提示し、お前はただの脱獄囚だ、復讐ごっこは終わりだと笑いました。真海さんは、庭で見つかったと話した犬の骨は本当は人間の骨でしたと笑い、入間さんに、22年前に愛人に生ませた子です、目撃者もいます、そしてその子は今でもまだ生きていますと伝えました。それが安堂完治だと教えられた入間さんは、衝撃と怒りに震えながら、土屋さんが用意したろうそくの火で指紋照合の書類を燃やしました。

入間さんが安堂さんと留美さんのことで神楽さんに電話をかけた時、神楽さんの事務所には留美さんが来ていました。少しするとF&Dファイナンスの天野満(柳俊太郎さん)が入って来て、札束の詰まったトランクを開きました。神楽さんを連帯保証人にしてお金を借りた留美さんは、その内の数枚を掴み、部屋を出ようとして神楽さんに止められました。神楽さんは、秘書の牛山直紀(久保田悠来さん)に留美さんを引き止めさせようとしたのですが、牛山さんはすぐにドアを開けて留美さんを外へ出し、怒って近づいてきた神楽さんを頭突きで倒しました。

信一朗さんと会う洋服がなかなか決まらない未蘭さんと、ダボハゼのオスがなかなか釣れない信一朗さんが対照的でした。そうして海岸で釣りをしていた信一郎さんは、真海さんに声をかけられたのですが、高級そうな黒い車で現れた真海さんに驚きました。真海さんは、未蘭さんを殺そうとしている人がいるということを信一朗さんに伝えると、これであなたの大切な人を守ることができます、あなたには幸せになってほしいんですと、戸惑う信一郎さんにある薬を渡しました。

夕方の入間家のリビングでは、車椅子に座っている貞吉さんの目の前で、瑛理奈さんが赤い小瓶の中の毒をガラスのコップに入れ、そこにレモン水を注ぎました。洋服を選んで部屋から出てきた未蘭さんは、瑛理奈さんから渡されたその飲み物をおいしいと飲み、訪ねて来た信一朗さんを迎えるために玄関へ向かいました。瑛理奈さんは、未蘭さんの飲みかけのコップを持った息子の瑛人(宇都宮太良さん)を叱りつけ、落とした拍子に汚れた服を急いで脱がせると、息子を浴室へ連れて行きました。

信一朗さんが未蘭さんの祖父の貞吉さんに挨拶をした直後、未蘭さんは倒れ、驚いた信一朗さんが貞吉さんを見ると、貞吉さんは身体を動かさないまま涙を流していました。

信一朗さんは、病院へ行かずに部屋のベッドに横になった未蘭さんに、よく効く漢方薬だと言って、真海さんから渡された薬を勧めました。未蘭さんは、飲んでみると言って、栄養ドリンクを飲むくらいの感覚でそれを一気に飲みました。すると未蘭さんは、本当に急にすっきりしてきたと驚いていたのですが、ほっとする信一朗さんに笑いかけた直後、鼻から血を流し、口から血の混ざった泡を吹いて倒れてしまいました。

夜、病院の集中治療室に入った未蘭さんを心配して駆け付けた父親の入間さんは、予断を許さない状況だと話す担当の尾崎医師から、妻の時と出口さんの時と同じ毒を盛られた可能性があると告げられ、警察への通報を勧められました。しかし、入間さんはまたそれを断りました。そこへ、信一朗さんが飛び込んできました。入間さんの足元に土下座をし、未蘭さんに毒を飲ませたのは僕ですと謝罪しました。入間さんは、信一朗さんを病院のベランダから突き落とそうとして、尾崎医師に止められながら、誰かが未蘭さんを殺そうとしていると言われて助けようと思ったのだと弁解する信一郎さんに、誰に言われたのかと訊きました。信一朗さんは、入間さんに突き落とされそうになりながら、しんかいって奴です、と答えました。その様子を病院に来ていた真海さんが見ていました。

事務所で気を失っていた神楽さんは、どこかの倉庫の中のような、独房のような灰色の部屋で意識を取り戻しました。部屋の上部にはメトロノームの映像が映し出されていました。神楽さんは、誰もいない部屋の中で秘書の牛山さんを呼び、柴門暖を呼んだのですが、応答はありませんでした。

留美さんは車を借りて、安堂さんと二人でどこかへ出かけていきました。幸男さんの妻のすみれさんは、真海さんに渡された注射器を幸男さんの点滴に刺そうとしました。眠っていた明日花さんが起きかけたと思って手を止めた時、すみれさんは飛び起きてきた幸男さんに背後から羽交い絞めにされ、すみれさんの首にペン先を向けて脅す幸男さんから、あいつはどこだと訊かれました。

真海さんが別荘のキッチンでスープ料理を作っている時、エデルヴァが戻ってきました。幸せを探しに行ったんじゃなかったのかと言う真海さんの後ろに立っていたエデルヴァは、真海さんに渡されていた小切手を千切って、それを自分の口に押し込みました。エデルヴァが小切手を食べる様子を、手元に置かれていた鏡のような銀色のお玉で見ていた真海さんは、食べ難いだろうと、お玉でスープを掬い、スープでも飲むか、一緒に、とエデルヴァに言いました。エデルヴァは、まだ小切手を口の中に入れたまま、嬉しそうに笑いました。

脚本は黒岩勉さん、演出は西谷弘さんでした。

「最終章」の始まりの第8話も、とても良かったです。

幸男さんが生きていたことも私には予想外だったのですが、自分を陥れて婚約者のすみれさんを奪った幸男さんを自殺に追い込む計画が失敗し、復讐対象者の幸男さんと神楽さんと入間さんに正体が知られた真海さん自身も、追い詰められてきているのかもしれません。

柴門暖だった真海さんの恩人でもある信一朗さんと、敵の娘の未蘭さんも、ついに真海さんの復讐計画に組み込まれてしまいました。

大きな金融ファンドマネジメント会社の代表だった貞吉さんは、15年前、柴門暖がテロリストとして逮捕されるきっかけを作った人です。公安部の警察官だった入間さんは、ラデル共和国のテロリスト集団「ククメット」に資金提供していた父親の貞吉さんの身代わりとして柴門暖を逮捕しました。その貞吉さんに真海さんが突然会いに行った理由はよく分からなかったのですが、貞吉さんから入間さんの弱みを聞き出そうとして会いに行ったところ、偶然未蘭さんが殺される計画があることを貞吉さんから伝えられた、ということなのかなと思いました。

貞吉さんは、未蘭さんを殺そうとしているのが息子の妻だということは、真海さんに伝えなかったのでしょうか。未蘭さんが口から泡を吹いて倒れた原因が継母の瑛理奈さんの計画通りに毒を盛られたことであるなら、未蘭さんが復讐相手の入間さんの大切な娘だとしても、未蘭さんははやり真海さんが何もしなくても毒を盛られたことになるので、真海さんがあえて信一朗さんに未蘭さんを助ける薬として毒薬を渡す必要はないように思えます。真海さんが信一朗さんに渡した薬が毒なのか解毒剤なのかどうかは、今のところは不明なのですが、瑛理奈さんの毒が未蘭さんに早く効いたと考える方が自然であるような気もします。ドラマの中のことですが、未蘭さんが助かるといいなと思います。

意識不明状態になっていると思われた幸男さんが病室のベッドから飛び起きて妻のすみれさんを脅していた場面にも、驚きました。15年前の当初、幸男さんと神楽さんと入間さんは暖さん個人に恨みがあって暖さんを陥れたというわけではなかったのですが、自分の利益や保身や欲望のために暖さんの人生を破壊した結果、暖さんが名を変えて蘇った真海さんに復讐されることとなり、そして、真海さんに追い詰められた幸男さんと神楽さんと入間さんには、改めて真海さんに復讐する理由も出て来たようでした。

独房のような場所に入れられた神楽さんは、あの場所から出ることができるのでしょうか。それとも、閉じ込められたままになるのでしょうか。

ともかく、最終章となった今回も面白かったです。まさに物語のクライマックスでした。よく出来ているドラマだなと思います。真海さんとエデルヴァさんの場面で始まっていた今回の物語が、真海さんとエデルヴァさんの場面で終わるという、終わり方も良かったです。

今一番幸せそうなのは、留美さんとエデルヴァさんです。

予告によると、次回が最終回で、夜9時からの“2時間スペシャル”になるそうです。今回が第8話なので、第9話が最終回ということになるのですが、第9話と最終話の第10話を何かの事情で連続で放送するということなのかもしれないなと思います。私としては、夜10時からの通常の放送回のように、再来週の第10話が最終回という風になっていたほうが助かるのですが、仕方がありません。放送時間に見ることができるかどうかは分からないのですが、美しい復讐劇がどのような結末を迎えるのか、2時間スペシャルとなる最終回の「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」も楽しみにしたいと思います。
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