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「ブラックペアン」第8話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「ブラックペアン」の第8話を見ました。

外科学会理事会に国産の内視鏡外科手術支援ロボット・カエサルを披露するため、東城大学医学部付属病院を使った帝華大学病院主導の手術が行われることになりました。外科医の佐伯清剛教授(内野聖陽さん)の提案で執刀医は西崎啓介教授(市川猿之助さん)に決まり、西崎教授の部下の外科医の高階権太(小泉孝太郎さん)と外科医の渡海征司郎(二宮和也さん)、渡海さんに指名された研修医の世良雅志(竹内涼真さん)と手術室看護師の猫田真里(趣里さん)が参加することになりました。

一方、手術中にメスを落とした佐伯教授が大学を不在にする時間が増え、渡海さんに言われて世良さんと新人看護師の花房美和(葵わかなさん)が尾行したところ、佐伯教授がさくら病院に通っていることが分かりました。

そのようなある日、佐伯教授は、心臓の僧帽弁の手術が必要なさくら病院の院長の息子を自分の患者として東城大病院に優先的に入院させました。カエサルでの手術が失敗することを恐れていた西崎教授は、その患者の手術が比較的簡単だと知ると、帝華大病院のホールで中継するその手術の患者を、佐伯教授を落選させたい渡海さんの協力を得て、急遽入れ替えました。

手術の成功へ向けて自信を持った西崎教授は、帝華大の医師だけで十分だと渡海さんたちを外してカエサルでの手術を開始したのですが、慣れない手術の最後のほうでミスをしました。手術室に駆け付けた渡海さんは、死んだほうがいいと西崎教授を邪魔者扱いし、ミスを隠蔽してやると執刀を代わったのですが、そこへ手術の準備をした佐伯教授と看護師長の藤原真琴(神野三鈴さん)が現れました。渡海さんと猫田さんは佐伯教授の指示に従って手術を外れました。

佐伯教授は、患者の身体からカエサルを外し、いつものように自分の手で手術を素早く行い、ブラックペアンを使って手術を終えました。佐伯教授の手術の中継が行われていた帝華大のホールは拍手の音でいっぱいになりました。

呆然とする西崎教授と帝華大の医師たちとは反対に、佐伯教授は、佐伯教授の体調不良の噂を心配していた東城大の外科医たちから拍手で迎えられたのですが、その直後、突然廊下に倒れ込んでしまいました。

その頃、息子の手術の成功のことで渡海さんにお礼を言うさくら病院の院長を脅し、佐伯教授が心臓病であることを知らない様子の院長から、「いいぬまたつじ」という名前を聞き出していた渡海さんは、佐伯教授が倒れたと花房さんから連絡を受けて走り出しました。

脚本は丑尾健太郎さんと槌谷健さん、演出は田中健太さんでした。

ドラマの後の予告の字幕には、次回は「最終回前」だと書かれていました。次回が最終回の一つ前の回ということは分かるのですが、「最終回直前」でもない、「最終回前」という言葉を初めて見たような気がしました。あるいは、最終回の物語の前編という意味でしょうか。次回の「最終回前」の第9話は、20分拡大版で放送されるそうです。

ブラックペアンの謎というか、心臓にペアンの影が見えるレントゲン写真の謎は、まだ謎のままです。機械か人か、という問題では、佐伯教授が最後は人だと言っていたように、今回も人の力が大きかったように思います。

入院患者を出世の道具としてしか見ていない医師たちの描写が相変わらず少し不快ではあるのですが、現実には先日、千葉大学医学部附属病院の医師が癌の疑いのある9人の担当患者についてCT検査の結果を見落とした結果、その内の4人の患者の治療が遅れ、2人の患者が死亡したという医療ミス事件の報道があり、そのニュースを聴いて、見落としの医療ミスはドラマ「ブラックペアン」でも描かれていたことだなと思いました。このような医療ミスは、他の病院でも起きているかもしれないことなのだそうです。

医療ミスの事件は、報道されていないだけで、あるいは患者自身やその家族が諦めて訴訟を起こしていないだけで、実際にはもっと多く起きているのかもしれないなと思います。もしもそのような病院の医師たちの前に渡海先生のような医師がいたなら、ということも少し思いました。


ところで、昨夜のこのドラマの後の、夜11時半からのTBSの「ゲンバビト」というお仕事紹介のドキュメンタリー番組(司会はピエール瀧さんで、「ブラックペアン」の医療監修を務める帝京大学医学部附属病院の心臓血管外科の下川智樹主任教授と、ドラマで花房さんを演じる葵わかなさんがスタジオに来ていました)では、ドラマ「ブラックペアン」に登場する「ダーウィン」や「カエサル」のような、「ダビンチ」という名前の実際の手術支援ロボットを使って心臓外科手術を行っているニューハート・ワタナベ国際病院の総長で、日本で初めてロボット手術を成功させた心臓血管外科医の渡邊剛さんと、オペナース(手術室看護師)の武田さんと、麻酔科医の宮田さんのお仕事を紹介していました。

アメリカで開発された「ダビンチ」は、今は日本全国に約250台あって、日本はアメリカに次ぐ「ダビンチ王国」なのだそうです。下川教授によると、身体の奥の手術を行うにはロボットのほうがいいそうなのですが、浅い場所の手術は人の手で行ったほうが早いそうです。「ダビンチ」を使った手術には、今年の4月から保険が適用されるようになった手術もあるということでした。

手術の成功には、チームワークが上手くいくことがとても大切なのだそうです。東京都杉並区の浜田山にあるというニューハート・ワタナベ国際病院という病院のことを私は知らなかったのですが、手術室は想像以上に明るくて、手術室がよく見えるようになっているガラスの壁の向こうでは、患者さんのご家族が手術の様子を見守っていました。この病院では手術の情報をオープンにすることを心掛けているのだそうです。「ダビンチ」の手術を受けた4日後の患者さんは、元気に動くことができるようになっていました。翌日から痛みがほとんどなかったのだそうです。良い病院に見えたので、すでに有名な病院なのかもしれませんが、この番組が放送されたことでさらに患者さんは増えるのだろうなと思いました。
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