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「義母と娘のブルース」第1話

TBSの新火曜ドラマ「義母と娘のブルース」の第1話を見ました。この夜10時からのドラマも、「花のち晴れ~花男 Next Season~」の時と同じく、11時7分頃までというのが通常の放送枠になっています。

第1話は、成功のためなら手段を選ばないという仕事の仕方で出世し続けているという金属会社の部長の岩木亜希子(綾瀬はるかさん)が、結婚相手となる別の金属会社の社員の宮本良一(竹野内豊さん)の娘のみゆき(横溝菜帆さん)に「新しい母親」になる者として挨拶し、嫌われる、というところから始まっていました。

物語のナレーションを務める上白石萌歌さんの声が、私には何となく、今のNHKの朝の連続小説「半分、青い」の主人公の鈴愛さんを演じている永野芽郁さんの声に似ているようにも聴こえたのですが、その上白石萌歌さんは、後のみゆきさんを演じる方であるようでした。

キャリアウーマンの亜希子さんがなぜ3年前に妻(奥山佳恵さん)を亡くしたばかりの小学3年生の娘のいる良一さんと結婚しようとしているのかが謎で、ドラマの前半を見ている時は特に、私のお母さんは一人だと、父親の再婚に反対している家事の得意なしっかり者のみゆきさんが身近な大人たちに振り回されているようにしか見えませんでした。

亜希子さんには亜希子さんなりのメリットがあって、良一さんと結婚しようとしているのだということなのですが、亜希子さんにとっては良一さんと結婚すること自体が目的というわけでもないようでした。良一さんは亜希子さんを好きのようなのですが、亜希子さんが良一さんのことを好きなのかどうかも、第1話を見た限りではよく分かりませんでした。

小学生のみゆきさんは、学校が終わった後はすぐに帰宅するのではなく、一旦児童館へ行くようでした。私にはそもそも児童館事情がよく分からないのですが、児童館にも保育園や幼稚園のように保護者による子供の“お迎え”の制度があるようです(一人で勝手に帰ってはいけないのでしょうか)。

みゆきさんにとっては迷惑な存在でしかない亜希子さんが、みゆきさんに気に入ってもらうためにみゆきさんの困っていることを解決しようとして、みゆきさんが同じクラスの男子からいじめられている問題を解決していた場面は、良かったです。みゆきさんに「ブス」と言っていた同級生は、母親が亡くなってから下を向いてぶすっとしていることが多くなったみゆきさんのことを実は心配していたようでした。

その場面を見ていて、もしも「孫子の兵法」に詳しい亜希子さんが、新しい母親としてではなく、例えば家庭教師の先生としてみゆきさんと出会ったなら、亡くなった母親の代わりに父親の良一さんを支える小さな奥さんのような家庭的な娘のみゆきさんにもっと普通に、すぐに信頼されるようになったのではないかなという風にも思えました。

宮本家に入ろうとしている亜希子さんが履歴書を用意していたこのドラマの展開を見ていて、昔(女性にとって)「結婚」は「永久就職」と言われていたという話を思い出しました。

亜希子さんとみゆきさんと良一さんの他の主な登場人物は、亜希子さんの部下の田口朝正(浅利陽介さん)や前原大輔(村本大輔さん)、宮本家と親しい下山不動産の下山和子(麻生祐未さん)、バイク便の青年の麦田章(佐藤健さん)などでした。

脚本は森下佳子さん、演出は平川雄一朗さん、音楽は高見優さんと有澤宣明さん、主題歌はMISIAの「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」という曲でした。

ドラマの原作は、桜沢鈴さんの4コマ漫画『義母と娘のブルース』だそうです。私は未読なので、漫画とドラマとを比べることができないのですが、亜希子さんがみゆきさんの新しい母親になるドラマの内容からすると、「義母」というよりは「継母」なのではないかと、少し気になりました。「義母(義父)」は、配偶者の母親(父親)を指す言葉だという印象があるからです。「義母」にも「継母」の意味はあるかもしれませんが、それとも、最近は「継母(継父)」のことも主に「義母(義父)」と呼ぶようになってきているのでしょうか(でも、もしもそうだとすると、例えば『シンデレラ』や『白雪姫』などの絵本でも、今は「継母」ではなく「義母」になっているのでしょうか)。

「ブルース」は、アフリカ系アメリカ人の宗教歌や労働歌から発展した歌曲で、「エレジー」の場合と同じく日本語では主に哀歌や挽歌と訳されるそうなのですが、憂歌と訳されることもあるそうです。

第1話を見た私には、このドラマが面白いのかどうか、まだいまいちよく分かりませんでした。なぜか“腹芸”をすればみゆきさんが喜ぶと思っていたらしい行動派の亜希子さんの調査力も謎でしたが、義母の亜希子さんと娘のみゆきさん(この場合、主人公は娘でしょうか)の「ブルース」を描くドラマということなので、そのような哀しいすれ違いがこれからも度々描かれていくのかもしれません。


ところで、このドラマを見た後の報道番組で、タイの洞窟の奥に閉じ込められていたサッカーチームの少年たちとコーチの13人全員が救助隊員たちによって救出されたということを知り、ほっとしました。救援物資を運ぶ途中に亡くなったという、タイの元海軍の優秀なダイバーの方の死も、その後の救助計画に活かされたということでした。空気ボンベの数も足りたようです。その後報道されていた、大人たちによってタンカーで運び出されている時の映像の中の痩せた少年たちの灰色の顔色に驚いたのですが、病室では取材のカメラ?や家族の前で元気そうな姿を見せていました。一緒にいたコーチが元僧侶だったということもそうなのですが、少年の一人がミャンマーからの難民で、中国語と英語を話すことができたのでイギリス人ダイバーの通訳をしていたとか、いろいろ奇跡的なことが重なっていた救出劇だったのだなと思いました。
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