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「限界団地」第6話

フジテレビの「オトナの土ドラ」のドラマ「限界団地」の第6話を見ました。

第6話は、団地の取り壊し計画を住民に伝えに来た土地開発会社の社員で隣家の主婦の桜井江理子(足立梨花さん)の高校時代の先輩でもある二宮優人(郭智博さん)の出現により、「あやめ町団地」と孫娘の穂乃花(渡邊詩さん)の母親に相応しい江理子さんを同時に失いかけて焦る寺内誠司(佐野史郎さん)が、両親の幽霊に「いい子にします」と答えて以降言葉を発しなくなった孫娘のために江理子さんにその母親役を演じてもらうという奇妙な「家族ごっこ」を依頼し、寺内さんの異様さに気付いた二宮さんが江理子さん親子を団地から出そうとするのを阻止するため、「家族」である江理子さんに隠し事はしたくないと、過去に自分が行った殺人の事実を江理子さんに告白する、という話でした。

脚本は香坂隆史さん、演出は高橋貴司さんでした。

「心の故郷」である「あやめ町団地」での暮らしを守ろうとする寺内さんの暴走は、一段と加速しています。“古き良き昭和時代”の団地生活と、自分を信頼してくれていると思っていた孫の穂乃花さんやその母親候補である隣人の江梨子さんに対する寺内さんの執着が怖いです。怖いのですが、やはり悲しい感じもします。

祖父に殺された両親の幽霊を見るようになった穂乃花さんは、橋の上から川に飛び込むほどになっていきました。夜、生前に自分を裏切っていた妻のお墓参りに行った寺内さんが、僕は君を許す、でも君が生んだ僕たちの子供とはお別れだ、とお墓の下から三つのうちの二つの白い骨壺(息子とその妻のもの)を取り出して、中の遺骨を可燃ごみを燃やすように淡々とドラム缶で燃やす場面が不気味でしたし、帰宅した寺内さんが、穂乃花さんに骨壺で殴られて気を失った後「ダンチマン」のお面を着けた穂乃花さんに火を放たれるという夢の場面も、ホラーの雰囲気があって、良かったです。

今回の最後、二宮さんに促されて息子と二人で団地を出て行った江理子さんが朝になっても戻って来ないことにうなだれていた寺内さんは、父親の仁(山谷初男さん)が息子を置いて死ねないと心中を提案していたことや、団地の住民たちが追い出されては生きていけないと訴えていたことを考え、団地の住民たちと一致団結して「一団心中」をするという手紙を江理子さんに書き残していました。

次回予告によると、住民たちはまだ生きているようでしたし、行方不明になっていた江理子さんの夫の高志(迫田孝也さん)も戻ってくるようでした。確かに、今回の告白の中でも、寺内さんは江理子さんの夫を殺したとは言っていません(第2話の不倫をしていた主婦とその相手の団地の出入り業者の男性も、寺内さんに殺されることなく、団地を追い出されていました)。

団地を失うくらいなら団地と心中をする、という発想は、寺内さんらしいものであるようにも思えました。ドアノブカバーに触れた時、寺内さんの良い面を思い出して迷っていた優しい江理子さんは、「一団心中」を打ち明ける寺内さんの手紙に追い詰められることになるのかもしれません。次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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Author:カンナ
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