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「ラストチャンス 再生請負人」第1話

テレビ東京の「ドラマBiz」枠の新ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」の第1話を見ました。初回は15分拡大版で放送されていました。

2017年2月、妻の明子(長谷川京子さん)と高校生の長女の遥香(佐々木七海さん)と中学生の長男の幸太郎(渡邉蒼さん)と家族4人で暮らしている、都市銀行の「ちとせ銀行」の投資銀行部門に勤める銀行員の樫村徹夫(仲村トオルさん)は、ある日突然、ちとせ銀行が旧財閥系の大手銀行「菱光銀行」と合併して「ちとせ菱光銀行」となるとの発表を受け、動揺しました。それは菱光銀行によるちとせ銀行の吸収合併で、菱光銀行側の経営者は、9月には早期退職希望者を募り、主要なポストを少しずつ菱光銀行出身者に代えていきました。

12月には、ちとせ銀行の本店だった場所は、ちとせ菱光銀行の丸の内支店となりました。2018年の1月、樫村さんの同期で東京大学を卒業したエリート銀行員の宮内亮(椎名桔平さん)は、ちとせ菱光銀行を辞めて経営コンサルタントになると樫村さんたちに告げました。その帰り、路地裏の占い師(ミッキー・カーチスさん)に3千円で手相を見てもらった樫村さんは、これまでは特徴のない味気ない人生だったが、これからは「人生の七味とうがらし」(うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ)が効いた本当の人生になるだろうと予言されました。

翌日、樫村さんには、系列のちとせ菱光カード株式会社の部長職への異動の辞令が下りました。そこは今までのキャリアを全く生かすことができない職場でした。先にカード会社へ異動した元部長は、ここでそれなりに楽しくやって行ければいいと諦めて前向きに捉えていたのですが、樫村さんは、書類に判子を押すだけの仕事にやりがいを感じることができず、最近のあなたはつまらなそうだから辞めてもいいよと言う妻の言葉に後押しされて、カード会社を退職しました。

3月、樫村さんが再就職を予定していたITベンチャー企業が突然中国系企業に買収され、再就職の話は白紙になってしまいました。再就職先が決まらず、無職の日々が続く夫を心配した妻の明子さんは、偶然渋谷の街で再会した元同僚の宮内さんに、夫の再就職の相談をしました。宮内さんからの連絡を受け、渋谷の経営コンサルタント会社に出向いた樫村さんは、人手が足りないから自分の右腕になってほしいと宮内さんに言われたのですが、亜希子さんに頼まれたということが引っかかったのか、宮内さんの会社に入ってもいずれ衝突して辞めることになるだろうと妻に話し、宮内さんからの再就職の話を断りました。

樫村さんの再就職先はなかなか見つからなかったのですが、ちとせ菱光銀行の港南支店に行くことになったと言う元部下の杉山誠三(町田啓太さん)と別れた帰り、ちとせ菱光銀行の室町支店の前で女性(水野美紀さん)とぶつかった樫村さんに、投資ファンド会社「グローバル・リバイバル・ファンド」の社長の山本知也(大谷亮平さん)からの電話がかかってきました。

山本社長と会った樫村さんは、経営難に陥っている「デリシャス・フード」というフランチャイズの飲食会社をCFO(最高財務責任者)として再建してほしい、あなたは私のラストチャンスなんですと山本社長に頼まれ、引き受けることにしました。そのことを宮内さんに話すと、経営コンサルタントの宮内さんは、何かあったらいつでも言ってくれと樫村さんを励ましました。

4月、樫村さんは、大きなビルの10階に入っているデリシャス・フードにCFOとして出勤しました。菱光銀行出身者でCEO(最高経営責任者)を務める大友勝次(本田博太郎さん)に財務を任された樫村さんは、前オーナーの結城伸治(池田成志さん)を庇う財務部長の岸野聡(勝村政信さん)、財務部員の佐伯隆一(和田正人さん)、営業部の渋川栄一郎(石井正則さん)、総務部の久原佳奈(中川知香さん)などの社員たちと一緒に仕事をすることになったのですが、その矢先、デリシャス・フードが7億円を今すぐ返せと迫られていることを知りました。その頃、大友社長は宮内さんらしき人物と会っていました。

脚本は前川洋一さん、監督は本橋圭太さんでした。音楽は村松崇継さんで、主題歌は村松崇継さんの「Starting over」という曲でした。

原作は、私は未読なのですが、江上剛さんの『ラストチャンス 再生請負人』です。ちとせ銀行の頭取を演じていたのは、作者の江上剛さんでした。

「ドラマBiz」の前作の「ヘッドハンター 転職の案内人」が鮮やかでとても良かったので、次作の「ラストチャンス 再生請負人」も面白いのかもしれないと、見るのを少し楽しみにしていました。

前作の「ヘッドハンター」は、原作のないオリジナルドラマで、毎回内容の異なる一話完結のドラマにもなっていたのですが、経済小説を原作とした今作の「ラストチャンス 再生請負人」は、一話完結ではない、続きものの連続ドラマのようでした。

「うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ」という人間関係に支障を来しそうな嫌な負の感情を「人生の七味とうがらし」とする考え方は、面白いなと思いました。

元銀行員が傾きかけた企業の再建に奔走する話なのかなと思うのですが、第1話は、系列のカード会社に左遷された主人公の銀行員の樫村さんが銀行を辞めて経営不振の飲食会社の最高財務責任者になるまでの話だったので、“エピソード0”のようでもあり、タイトルにある「再生請負人」の物語としての面白さは、今回にはまだ描かれていなかったように思います。

銀行の話らしく登場人物が多いようにも思えたのですが、次回以降は「再生請負人」の話として、もう少しまとまっていくのかもしれません。

「ヘッドハンター」に続き、今回の「ラストチャンス」も、衛星放送のWOWOWの「連続ドラマW」(私はその会員ではないので無料放送の第1話しか見ることができないのですが)のドラマのような、硬派な作りの経済ドラマになっているのかもしれないと思うのですが、経済専門用語が少し難しそうでもあり、展開も意外と単調なので、決して悪いということではないのですが、ドラマを見ていて少し眠いような気持ちにもなりました。

タイトルの「ラストチャンス 再生請負人」には、「崖っぷち会社と社員を救え!」というコピーも付いています。どのような“ヒューマンドラマ”になるのか、第1話を見ただけではよく分からなかったのですが、「再生請負人」としての樫村さんの話が始まる次回の物語も、見てみようかなと思います。

ところで、前作の「ヘッドハンター」は、午後10時からのドラマでした。その直前の数分前には、その日の回の予告編が別の予告番組として放送されていたように思うのですが、午後9時54分からの放送となっている今作の(昨夜の第1話の)「ラストチャンス」は、午後10時からの本編と直前の予告番組が一つの番組として放送されていました。私は最初、今回の「ラストチャンス」のドラマは午後9時54分から始まるのかなと思っていたのですが、そこからの4分間はまさかのCMのみで、午後9時58分頃から俳優の仲村トオルさんと長谷川京子さんのインタビューと予告編の放送が始まり、午後10時ちょうどからドラマ本編が始まりました。ドラマを予約録画をした場合も、録画開始時刻は午後9時54分になっていたのではないかと思います。ドラマが始まると思っていた時刻からの長時間のCMについて、スポンサー企業のためにはそれでいいのかもしれないとも思うのですが、ドラマの一視聴者としては、少し残念に思えてしまいました。私が本当の放送時間を知らずにぼんやりと見始めたのがいけないのかもしれないとも思うのですが、本編が午後10時から始まるのなら、安心して午後10時から見ることができるように、番組表にもそのように本当の放送時間を書いておいてほしいと思いました。
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