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「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON」第1話

テレビ東京の「金曜8時のドラマ」枠の新ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON」の第1話を見ました。

第3弾となる今作を含めると、2016年から毎年放送されていることになります。私はどのドラマについても基本的に「続編」を望まないほうなのですが、それでも3作目が放送されると知ってからは、私も「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」シリーズの新作となる今作の第1話を見るのを楽しみにしていました。

警視庁杉並中央警察署の生活安全課なんでも相談室(通称・ゼロ係)には、警視の小早川冬彦(小泉孝太郎さん)と寺田寅三(松下由樹さん)と太田文平(戸塚純貴さん)と桜庭勇作(木下隆行さん)と事務方の本条靖子(安達祐実さん)の他に、係長の亀山良夫(大杉漣さん)に代わって、新係長の横山建夫(片岡鶴太郎さん)が新しく入っていました。お酒で問題を起こして警視庁の第一方面から第十方面までの102の警察署を渡り歩き、杉並中央署にたどり着いたという通販好きの人でした。表面的には副署長の谷本敬三(石丸謙二郎さん)に従ってゼロ係を見張っているのですが、谷本副署長が見ていないところではみんなとごく普通に仲良くしています。

第1話は、捜査一課の刑事の古河祐介(手塚とおるさん)が精神科医の実相寺忠(嶋田久作さん)を殺人犯として逮捕する機会を家の前で密かに窺っていた夜、冬彦さんが直接実相寺さんを訪ねに行ってしまうというところから、3日前に遡っていました。

冬彦さんは、寺田寅三(松下由樹さん)と太田文平(戸塚純貴さん)と桜庭勇作(木下隆行さん)と一緒に地元のおじいさんからの依頼で孫の夏休みの宿題用の蝉を採るために行った公園の林の中でツチノコが通った跡のような獣道を発見して喜んでいたのですが、それはツチノコが通った跡などではなく、死体が引きずられた痕跡でした。ビニールにぐるぐる巻きに包まれていたその物体の中には女性の絞殺体が入っていました。

その女性は、同じ手口で殺されていた3人目の被害者でした。捜査一課の管理官で冬彦さんの大学の後輩でもあり、冬彦さんと同じく公務員一種試験をトップ合格したというキャリア警視の金田一修(平岡祐太さん)や古河刑事は、当初、無差別殺人と考えていたのですが、3人とも右手の小指が第2関節から切断されていると知った冬彦さんは、連続殺人だと考えました。

被害女性たちの共通点を探していた時、ゼロ係に亀山元係長から電話がかかってきました。定年退職して家でテレビを見ていたという亀山さんは、生まれ変わりについての本を出版し、スピリチュアルカウンセラーとして女性たちから支持を集めている実相寺忠を取材した番組の映像に被害者たちが映っているということを冬彦さんに教えたようでした。被害者たちは全員、実相寺さんの関係者でした。冬彦さんは、古賀さんたちの計画を無視して実相寺家を訪ね、“殺人犯”の実相寺さんと話をしようとしていました。実相寺さんがナイフを持っているのを見た寅三さんは、冬彦さんを助けようと実相寺さんの手元を蹴り上げ、駆け付けた古賀さんたちが実相寺さんを逮捕したのですが、その時冬彦さんは、連行される実相寺さんが不思議な笑みを浮かべたのを見ました。

実相寺さんについて調べた冬彦さんは、実相寺さんが小学生の時、今も住んでいる自宅の階段から母親が転落死したことを知ると、寅美さんと一緒に、大学病院を訪ねました。母親を検死した元神奈川県警の司法解剖監察医の湯川春樹(石坂浩二さん)は、今はその大学病院の院長を務めていました。冬彦さんは、思ったことをすぐ口にする「KY(空気が読めない、空気を読まない)」の自由な湯川さんと会うと、ああいう人は苦手だと苛々して、お前が言うなと寅三さんに呆れられていたのですが、湯川さんの話から、実相寺さんの母親の背中に僅かな圧迫痕があったことを知りました。

冬彦さんは小学生の頃の実相寺さん(横山歩さん)が母親を突き飛ばした可能性も考えていました。そのような中、実相寺さんが逮捕されて牢の中にいる間、同じ手口による4人目の被害者が発見されました。冬彦さんは、実相寺さんが壁抜けをしたのではとも考えていたのですが、殺人によって被害者は苦しみから解放されたと言う実相寺さん自身も、自分が牢を出て殺したという風に仄めかしていました。

実相寺さんに呼び出されて会いに行った冬彦さんは、実相寺さんから、もう一人被害者が出ると予言されました。そして、予言通り、ビニールに巻かれて右手の小指が切断されている5人目の被害者が発見されました。

生まれ変わりを信じているらしい実相寺さんの本の装丁には蝶がデザインされていたのですが、冬彦さんは、座っている体勢の被害者をビニールで巻いているのは蝶のさなぎを表しているのではないかと気付いていました。

原作は、私は未読なのですが、富樫倫太郎さんの小説「生活安全課0係」シリ-ズです。ナレーションは三宅健太さん、脚本は吉本昌弘さん、監督は倉貫健二郎さんでした。エンディングに流れていた主題歌は、「神様、僕は気づいてしまった」の「UNHAPPY CLUB」という曲でした。

「前編」となっていた、サードシーズンの第1話も、面白かったです。いつも赤色を取り入れている冬彦さんは、これまでイチゴやスイカを屋上で育てて来たので、今度は何を育てるのだろうというところも少し気になっていたのですが、今年は赤唐辛子でした(私はミニトマトかなと予想していたのですが、外れました)。

亀山係長を演じていた大杉漣さんが突然亡くなってしまったので、ドラマ「執事 西園寺の名推理」の後の新ドラマがこのドラマの第3弾だと知った時、係長はどうなるのだろうということも気になっていたのですが、今回の物語によると、亀山係長は定年退職して家でのんびりとテレビを見ているということのようでした。テレビのお昼の“ワイドショー”を見ていないかもしれない冬彦さんたちに外部から有力な情報をもたらす人として、今回のような形でもいいので、これからも時々亀山係長が登場するといいなと思いました。

登場人物たちの個性や、ドラマ全体の雰囲気が変わっていないところにも、ほっとしました。冬彦さんとゼロ係のメンバーたちとのやり取りは相変わらず楽しいですし、コメディーとしても意外と隙がないです。刑事ドラマとしてのミステリーの部分もしっかりと作られています。安定の面白さです。片岡鶴太郎さんの横山係長や、平岡祐太さんの金田一管理官など、新しい登場人物も良さそうでした。金田一さんは、当初は冬彦さんの味方のようだったのですが、実は上層部からの命令を受けて?冬彦さんを潰そうとしている人のようでした。

また今回のゼロ係のドラマの第1話が延長していない(拡大版ではない)ところも、良かったです。出来れば他のドラマも、通常には約54分で放送されるドラマなら、初回も最終回も通常と同じように約54分のドラマで放送してほしいと思います。一視聴者としては、そのほうが(拡大版ではないほうが)見やすいので助かります。

放送時間に見ることができるかどうかわからないのですが、「後編」となる次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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