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「この世界の片隅に」第5話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「この世界の片隅に」の第5話を見ました。

第5話は、昭和19年の12月、重巡洋艦・青葉に乗る大日本帝国海軍の水兵の水原哲(村上虹郎さん)が一宿一飯を求めて北條周作(松坂桃李さん)の妻になったすず(松本穂香さん)の暮らす北條家を訪ねて来るというところから始まり、大晦日の配給されたもち米でのお餅つきと昭和20年の1月元日と、2月の兄の戦死の知らせ、葬儀の帰りの汽車の中でのすずさんと周作さんの喧嘩と仲直り、風邪を引いて寝込む家族に頼まれてザボンを買いに行ったすずさんがその帰りに双葉館の熱を出して寝込んでいる遊女(唐田えりかさん)に黄色のザボンと周作さんが買った青いリンドウの花の柄の白いお茶碗を「北條すず」から白木りん(二階堂ふみさん)へと手渡す雪の日、3月の晴れた日、段々畑にいたすずさんと晴美さんがアメリカ軍機の群が上空に来襲を目撃するところまでの話でした。

脚本は岡田惠和さん、演出は土井裕泰さんでした。

第5話も良かったです。すずさんの心情がこれまでよりもはっきりと出ている感じがして、そのようなところも良かったのだと思います。

水原さんが食料を持って北條家に泊まりに来て、妻のすずさんとその幼馴染みの兵士の水原さんの関係性に気を使った周作さんが、水原さんを母屋に泊まらせることはできないと隣の納屋の2階を貸しながら、すずさんをその納屋の2階の水原さんのもとへ送り出してその夜の間には戻って来ないよう鍵をかけ、小さいこたつを持って納屋の2階を訪ねたすずさんが、鷺の白い羽根を船のお土産に持って来ていた水原さんと同じ部屋に泊まり、早朝二人で納屋から出ると、生きて帰ることができないかもしれない危険な任務に就く水原さんを見送る、という辺りは、アニメ映画「この世界の片隅に」を見た時にも少し微妙に思えたのですが、でも、原作の漫画の通りなのかもしれません。

すずさん以外の家族全員が風邪を引いて寝込んでいた時の義姉の黒村径子(尾野真千子さん)の、「ザボンが食べたい!」の場面が面白かったです。ザボンは、ブンタンとも呼ばれるミカン科の果物だそうです。すずさんの買って来たザボンは、ザボンを知らない私にはグレープフルーツのようにも見えましたが、とてもきれいな黄色をしていました。

長男が死んだと思いたくない母親のキセノ(仙道敦子さん)が長男の遺骨の代わりの小石に泣く場面も良かったです。実際にも、ドラマのキセノさんのように、家族は戦死した「英霊」として箱に入って届けられた兵士の遺骨を確認しようとしたのだろうと思いました。

今回には、現代編もありました。平成30年の8月、近江佳代(榮倉奈々さん)は、広島の平和記念公園で“親友”の老婦人(香川京子さん)と会っていたのですが、佳代さんはその人を北條さんと呼んでいました。詳しくはまだ描かれていませんが、「すずさん」を知る北條家の誰かであるようでした。その北條さんは、年齢からすると、もしかしたらですが、映画の最後ですずさんと出会っていた少女なのかもしれません。

予告によると、次回は夜10時からの放送になるそうです。放送時間に見ることができるかは分かりませんが、次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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Author:カンナ
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