FC2ブログ

「ハラスメントゲーム」第2話

テレビ東京の「ドラマBiz」の「ハラスメントゲーム」の第2話を見ました。

業界最大手の「マルオーホールディングス」では、開店3日前の「マルオースーパー」の品川店でベテランの大竹満寿子(余貴美子さん)を始めとする18人のパート従業員の女性たちが突然辞めると言い出すという騒動が起きました。コンプライアンス室の高村真琴(広瀬アリスさん)と室長の秋津渉(唐沢寿明さん)は、品川店の松本店長(田中幸太朗さん)と18人のパート従業員に話を聞くことになりました。大竹さんたちはしばらく黙っていました。秋津さんが巧みに訊き出したところ、原因はパート従業員への「セクシャルハラスメント」だということが分かったのですが、その発言をしたのは松本店長ではなく、社長の丸尾隆文(滝藤賢一さん)でした。

何を言われたのかの詳細を大竹さんたちは秋津さんと高村さんに語ろうとしなかったのですが、品川店に置かれることになった「コンシェルジュ」の女性たちが大竹さんたちのことを「世話ハラ(世話焼きハラスメント)」だと怒っているのを聞き、顧問弁護士の矢澤光太郎(古川雄輝さん)が入手した広報のための社長インタビューの映像を見て、その内容が分かりました。その取材の中で丸尾社長は、コンシェルジュは若くて美人、おばさんのパートを見るとがっかりすると笑いながら発言していました。

大竹さんたちは、丸尾社長に謝罪を要求していました。18人の全体の様子を見ていた秋津さんは、それなら辞めてもらうしかない、自分たちの都合で辞めるのだから退職金などは出ないだろうとパート従業員たちに伝えました。すると、少しして、動揺するパート従業員たちの中から2人の女性が、本当は辞めたくない、でも大竹さんの勢いに押され、和を乱すことを恐れて断れなかったということを秋津さんと高村さんに打ち明けました。

品川店オープンの前日、矢澤弁護士は、大竹さん以外の17人は不問にするとパート従業員たちに伝えました。そう言われた従業員たちは、戸惑っていました。雨の中、大竹さんの家を訪ねた秋津さんは、大竹さんが縁起の良いものを集めた“縁結び”のお弁当などを企画したことなどを知りました。大竹さんは、良いと思ったことを提案し続けてきたようでした。しかし、新しい松本店長は、あまり真剣には聞いてくれなかったようでした。大竹さんは、今の時代、パートを大切にしない会社は生き残れないと秋津さんに話していました。

大竹さんが丸尾社長のセクハラ発言を知ることになったのは、広報担当役員の水谷逸郎(佐野史郎さん)にその時の映像を見せられたからでした。秋津さんは、そのことを店舗開発担当常務の脇田治夫(高嶋政宏さん)に報告し、会社を愛するスタッフを利用するとはクズ中のクズですね、と言いました。水谷さんは、丸尾社長に疎まれている脇田常務を守るつもりで、丸尾社長のセクハラ発言をパートの大竹さんに伝え、丸尾社長を追い詰めるために、騒ぎを大きくしようとしていたようでした。

コンシェルジュの女性従業員たちも、ベテランパートの大竹さんはいなくてはいけない人だと、大竹さんが辞めさせられることには反対していました。そして、オープンの日、大竹さんは品川店でこれまで通りに明るく働いていました。開店してすぐの品川店を訪れていたらしい秋津さんは、富山県から東京駅に出てきた妻の瑛子(石野真子さん)と娘の菜摘(喜多乃愛さん)に大竹さんの提案で作られた縁結びのお弁当を渡していました。

脚本は井上由美子さん、演出は西浦正記さんでした。

第2話はこのような物語だったように思うのですが、第2話も面白かったです。

唐沢寿明さんの演じる秋津さんのコミカルなキャラクターの存在感が、ハラスメントの問題を扱うドラマをシリアスにし過ぎていない感じも良いのだと思います。

ジェンダーハラスメントは私も知っていましたが、細かく世話を焼くというハラスメント(世話ハラ)や、解雇(リストラ)の対象者を自主退職させるために嫌がらせを行うというハラスメント(リスハラ)のことは、初めて知りました。世の中には「ハラスメント」の付く言葉がたくさんあるのかもしれません。「ハラスメント」(嫌がらせという意味だそうです)を付けることでそれが良くないものだということや誰かを傷つけているということが認知されやすくなったということは良いことだと思うのですが、「ハラスメント」が付くことで一見分かりやすくなるために見落とされる人間の感情のようなものもあるのかもしれないなと、何となく思いました。

大竹さんと高村さんと矢澤弁護士とのやり取りが、もっとあっても良いような気がします。今度はどのような「ハラスメント」が出てくるのか、次回の「ハラスメントゲーム」の物語も楽しみにしたいと思います。


ところで、これはこのドラマとは何の関係もないことなのですが、中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた不正問題を調査していた第三者委員会が雇用者数水増しは意図的ではない、恣意的ではない、故意ではないとしているというのを報道で聞いて、またかとがっかりしました。うっかりミスなどであるはずはなく、意図的でないはずがないと思います。(障害のある方やLGBTの方への差別のこともそうなのですが、消費税の増税とその使い道のことも、年金問題のことも、裁量労働制のことも、森友学園事件や加計学園問題のことも、自衛隊のPKOの日報のことも、沖縄県の辺野古の新基地建設のことも、日米地位協定のことも、拉致問題解決の外交のことも、シリアで武装勢力に拘束されているジャーナリストの安田さんのことも、尖閣諸島や北方領土の問題のことも、原子力発電所の事故や除染のことも、原発再稼働のことも、核兵器廃絶条約のことも、イージス・アショアの国内配備のことも、旧優生保護法によって強制不妊手術を受けた方の裁判のことなども)詭弁ばかりで、本当に嫌になりますし、残念に思います。受験生の試験の点数を勝手に操作したり女子の受験生を差別するなどの不正を行っていた大学名も、文部科学省は行政府の責任で公表したほうがいいと思います。あるいは、公表すれば日本の社会に対する信頼が国内外の人々から失われるほどに不正が横行しているということなのでしょうか。調査である程度結果が出ているのなら、調査中だとして秘密にするのではなく、そこまでの結果を公表するべきで、大学側に自主的な公表を促すとして隠すのでは、不当な差別にあった受験生たちが救われないのではないかと思いますし、医師を養成する医学部で起きた不正入学事件なのであるなら、治療を受ける患者の命が蔑ろにされることにもつながるのではないかと思います。「人生100年時代」というものを政府は謳っていますが、今の延長線上にある世の中で、それは長くは続かないような気がします。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム