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「Heaven?~ご苦楽レストラン~」第1話

TBSの新火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の第1話を見ました。初回は10分拡大版で放送されていました。

フレンチレストランで働いていた伊賀観(福士蒼汰さん)は、真面目な性格で「営業スマイル」ができず、接客業としては致命的だと店長に怒られていたある夜、謎の女性・黒須仮名子(石原さとみさん)に裏口で声をかけられ、あなたはきっと良いサービスマンになると褒められ、近くオープンする自分のフレンチレストランに来ないかとスカウトされました。

黒須さんのレストランで働くことを決意した伊賀さんは、ほぼクビの状態でお店を辞め、渡された地図を見ながらレストランのある場所へ向かったのですが、そこはどの駅からも繁華街からも住宅地からも離れた場所で、ボタンの花の咲くレストラン自体は綺麗な洋風の建物だったのですが、墓地のすぐ隣にありました。

伊賀さんを待っていた、オーナーの黒須さんの集めた従業員たちは、牛丼屋の店長を5年務めていたという店長の堤計太郎(勝村政信さん)、元美容師見習いのコミドランの川合太一(志尊淳さん)、元銀行員のソムリエの山縣重臣(岸部一徳さん)など、元三つ星フレンチレストランのシェフの小澤幸應(段田安則さん)とコックの月川陽平(大重わたるさん)と高遠大地(松本ししまるさん)以外は、フレンチレストラン未経験の人ばかりでした。黒須さんに集められた従業員たちは、自由気ままなオーナーの黒須さんに振り回されているうちに、「諦観」する力を身に着けたようでした。

その他の主な登場人物は、黒須さんの友人でエッセイストの和田英代(内田慈さん)、レストラン(あるいは墓地)の近くの石材屋主人の鱸克雄(すずきかつお、田口浩正さん)、黒須さんのことを謎の紳士(舘ひろしさん)でした。謎の紳士は、謎の紳士とだけ書かれていました。

第1話は、オーナーの黒須さんの指揮の下、伊賀さんたちが黒須さん理想のフレンチレストラン「ロワン ディシー」のオープン記念パーティーを開くまでの話でした。

ドラマの原作は、私は未読なのですが、佐々木倫子さんの漫画『Heaven?』です。

脚本は吉田恵里香さん、演出は木村ひさしさんでした。音楽は井筒昭雄さん、エンディングの辺りに流れていた主題歌は、あいみょんさんの「真夏の夜の匂いがする」という曲でした。

このドラマを好きな方もいると思うので、私があまりいろいろ言わないほうがいいのかもしれないとも思うのですが、何というか、少なくとも第1話を見てみた私には、このドラマが番組の解説に書かれていたような「至極のコメディー」なのかどうかが全く分かりませんでした。

明るい話だということは、言えると思います。例えば、一昨日のフジテレビの「月9」の新ドラマの「監察医 朝顔」のような、「死」を扱う重めの話ではないです。黒須さん(主人公は黒須さんなのでしょうか、伊賀さんなのでしょうか)も含め、登場人物たちのテンションも比較的高めです。でも、明るい話だからと言って、コメディーかというと、それはよく分かりません。

オーナーの黒須さんが、人や物事の良いところを見つけて伸ばすのが得意なプラス思考・ポジティブ思考な人であるということは、何となく分かりました。みんなが失敗したのではないかと落ち込むようなことでも、黒須さんは、自分の自由な価値基準をもとに成功したと受け止めて、すっきりと喜んでいました。

私は、どちらかというとマイナス思考・ネガティブ思考になってしまうほうなので、黒須さんのように人や物事の良い面だけを見て前向きに捉えることができたなら、毎日をもっと楽しく生きることができるのかもしれないなと、昨夜のこのドラマを見ていて思いました。ただ、それは、このドラマがドラマとして面白いかどうかというのとは少し違います。

お墓が関わっているという点で、もしかしたら仏教的でもあるのかなとも思ったのですが、その要素は少ないようでした(「諦観」の時の後光は仏教的演出でしょうか)。あるいは、仏教的なメッセージ性があったとしても、それが直接的には描かれないということなのかもしれません。いわゆる“豪華キャスト”のドラマなのかもしれないのですが、少なくとも第1話を見た限りでは、私には、このドラマが面白いドラマなのかどうか、何と言っていいのか、よく分からないドラマのように思えました。
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Author:カンナ
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