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「ルパンの娘」第1話

フジテレビの「木曜劇場」の新ドラマ「ルパンの娘」の第1話を見ました。初回は15分拡大版で放送されていました。

ドラマの原作は、私は未読なのですが、横関大さんの小説『ルパンの娘』だそうです。

図書館勤務の普通の女性に見えるけれど実は“Lの一族”と呼ばれる泥棒一族の長女という三雲華(深田恭子さん)と、家族全員が警察官(犬も警察犬)という厳格な家庭環境で育った警視庁捜査三課の刑事の桜庭和馬(瀬戸康史さん)との、「ロミオとジュリエット」風ラブコメディーのようでした。

華さんは、地味な雰囲気の戸建ての家に家族と暮らしているのですが、それはカムフラージュで、本当は、美術品を盗む父親の尊(渡部篤郎さん)と宝飾品を盗む母親の悦子(小沢真珠さん)と引きこもりのハッカーである兄の渉(栗原類さん)と天才鍵師の祖母のマツ(どんぐりさん)と、その戸建ての家から少し離れたタワーマンションの最上階に暮らしているようでした。なぜか地下でつながっていました。

祖父である伝説のスリの三雲巌(麿赤兒さん)に泥棒の心得やスリの技を叩きこまれた華さんには優秀な泥棒になる素質があるのですが、小学生の頃、お金を支払わずにお店から品物を持って行く「泥棒」は「悪いこと」だという“常識”に衝撃を受けた華さんは、盗むことで世の中を変えることができるという祖父の教え(家訓?)に納得できないまま、泥棒家業に反発しながら生きていました。

そのようなある日、宝飾店に入った泥棒が逃走中に殺されるという事件が発生し、捜査一課の刑事になって警察官ではない華さんとの結婚を家族に認めてもらおうと張り切った和馬さんが被害に遭った宝飾店を訪ねたところ、経営者の金剛丸修司(前川泰之さん)と暴力団の組長の龍崎剛(藤原喜明さん)に捕まってしまいました。

宝飾店と暴力団の関係を「てんとう虫3号」(盗聴器)を使って密かに調査していた華さんの両親は、和馬さんを助けてほしいと頼む華さんを「泥棒」の仕事に巻き込むことを思い付きました。そうして華さんは、義賊“Lの一族”として泥棒の派手な衣装を身に着け、監禁されている和馬さんを助けに向かうのでした。

脚本は徳永友一さん、演出は武内英樹さんでした。音楽はFace 2 fAKE、主題歌はサカナクションの「モス」という曲でした。

『ロミオとジュリエット』(シェイクスピアの戯曲)というか、あるいは『キャッツ・アイ』(北条司さんの漫画)というか、そのような物語のようにも思えたのですが、途中にミュージカルの要素も盛り込まれていて(NHKのBSプレミアムの「ベビーシッター・ギン!」も途中にミュージカル風の演出があります)、よく分からないのですが、特撮ヒーローもののようでもあり、何となく面白く思えました。

小沢真珠さんの演じる母親の悦子さんの突き抜けた感じも良かったですし、華さんの幼馴染みらしい大泥棒?の円城寺輝(大貫勇輔さん)の歌とダンスが華やかで、和馬さんの祖父で刑事を定年退職した桜庭和一(藤岡弘、さん)や和馬さんの先輩刑事の巻栄一(加藤諒さん)が漫画みたいで、そのようなところもいろいろ現実離れした雰囲気があって、良い意味で、“ファンタジーホームコメディー”というような印象でした。あれほど派手な衣装を着ているのに、警察官たちはまだ誰も“Lの一族”を見たことがないのだそうです。

このドラマの第1話を見終わった後、何となく、私には、フジテレビは思い切ってこちらのドラマを「月9」にしたほうが良かったのではないかなとも思えました。もしかしたら、「泥棒」の話だからという理由で、夜9時台ではなく夜10時台のドラマにしたのでしょうか(日本テレビのドラマの「ごくせん」も、今だったならドラマ化はできないのかもしれないと思うのですが、思い過ごしかもしれません)。気軽な気持ちで楽しく見ることができそうなドラマのようにも思えましたし、次回の「ルパンの娘」の物語も見てみようかなと思います。
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Author:カンナ
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