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「ノーサイド・ゲーム」第2話、「いだてん~東京オリムピック噺~」第27回のことなど

TBSの「日曜劇場」枠のドラマ「ノーサイド・ゲーム」の第2話を見ました。15分拡大版で放送されていました。

トキワ自動車の経営戦略室次長から東京都府中市の工場の総務部長兼ラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャーとなり、アストルズをプラチナリーグで優勝させることを目標に決めた君嶋隼人(大泉洋さん)は、ラグビーの名門校でもあった城南大学の同期で社会人ラグビーチームの強豪・サイクロンズを幹部の津田三郎(渡辺裕之さん)に解雇された元監督の柴門琢磨(大谷亮平さん)を、アストルズの監督として招くことにしました。

柴門さんは2年前オファーをしてきた側のアストルズから一方的に断られていたのですが、君嶋さんは、その時の担当者が滝川桂一郎(上川隆也さん)だったことを知りました。滝川さんは、アストルズを潰すために、あえて有能な柴門さんを外したということでした。

また、君嶋さんは、同級生の君嶋さんのことを勉強ばかりしている「ノートの君嶋」として憶えていた柴門さんが、大学時代の同級生の女性と結婚していたことを知り、自分が思い込んでいたほど「チャラ男」ではないことにも気付いたようでした。

一人でも反対する選手がいるなら監督を引き受けることはできないと考えていた柴門さんは、アストルズの選手たち一人一人に宛てて、特徴や問題点やこれからどうするべきかを指摘した手紙を書きました。長年チームのエースであり続けている浜畑譲(廣瀬俊朗さん)も柴門さんの的確な指摘に感銘を受け、アストルズの選手たちは全員一致で柴門さんを監督に迎えることになりました。

柴門さんは、強化策としてGPSを使った練習や合宿の開催を考えていたのですが、君嶋さんは、予算が増えすぎることを懸念していました。役員会議を通さなくてはいけない予算削減案を柴門さんに相談した君嶋さんは、戦い方によっては15が100にもなると考える柴門さんから、プロで活躍している高額報酬の外国人選手二人を外してもリスクが小さいこと、選手の里村亮太(佳久創さん)にコーチを兼任させればコーチの報酬を削減することができることなどを進言され、作り直した前年度の約14億円とほぼ変わらない予算案を役員会議に提出しました。書類を読んだ社長の島本博(西郷輝彦さん)は、君嶋さんの案を役員会議で承認しました。

新体制となったアストルズは、全員で、プラチナリーグ優勝を目指して動き始めました。

脚本は丑尾健太郎さん、演出は福澤克雄さん、音楽は服部隆之さん、エンディングに流れる主題歌は米津玄師さんの「馬と鹿」という曲です。ドラマの語りは、今はまだラグビーに否定的な印象を持つ君嶋さんの妻の真希(松たか子さん)です。

同級生の男子たちからいじめられていた長男の博人(市川右近さん)は、自分に対するいじめはなくなったとして、いじめに対抗するために始めたラグビーをやめようかと迷っていたのですが、一方で、自分がいじめられなくなったら別の子がいじめられるようになったということに悩んでいて、それのことを博人さんから聞いた父親の君嶋さんは、それならまだノーサイドにはなっていない、ラグビーのタックルはボールを相手ごと掴み取りに行くものなのだと、タックルの仕方を博人さんに教えて、いじめられている子を助けたいと思っている博人さんを勇気付けていました。

第2話も、最後まで面白く見ることができました。「日曜劇場」の池井戸潤さん原作のドラマとして安定しているので、すごく面白いというのとは少し違うのかもしれないのですが、安心して見ることができるのだと思います。

上川隆也さんの演じる常務取締役の滝川さんは、まだ怪しい謎の大きな“敵”として君嶋さんの前に立ちはだかっています。滝川さんが買収しようとしているカザマ商事という企業の社長の風間有也(中村芝翫さん)も、アストルズの存続問題に関わってくる人物になるのでしょうか。

ラグビーというスポーツのことを私はまだほとんど知らないのですが、それでも、君嶋さんと柴門さんという同級生の二人と一緒に、どうすればいいのだろうと考えながらドラマを見ることができました。

「ルーズヴェルト・ゲーム」は社会人野球ドラマでしたが、「ノーサイド・ゲーム」は社会人ラグビードラマです。企業の社員と部員たちとの再起をかけた闘いということではあるのですが、企業の経営の部分よりも、シンプルに団体競技のスポーツドラマとして描かれているところが良いのかもしれないなと思います。

来週の日曜日は参議院議員選挙の投開票日ということで(私もちゃんと投票へ行こうと思います)、その選挙特別番組のためドラマ「ノーサイドゲーム」はお休みになるそうなのですが、次回の物語も楽しみにしていようと思います。


ところで、この「日曜劇場」のドラマの前の時間に放送されている、NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」も、来週は選挙特番のため、お休みだそうです。

先週の第26回「明日への暴走」では、女子スポーツの未来のためにと、アムステルダムオリンピックで初の800メートル走に挑み、懸命に走って銀メダルを獲得した、菅原小春さんの演じる人見絹枝さんが、とても良かったです。私は、有名な人見絹枝さんが24歳という若さで亡くなった方だということを全く知りませんでした。女子スポーツの普及活動で無理をしていたらしいということでした。悲しい気持ちにもなったのですが、人見絹枝さんの幸せそうな笑顔の場面で終わっていたので、人見絹枝さんは最後まで幸福だったのかもしれないなとも思いました。

昨夜の第27回「替り目」は、アムステルダムオリンピックの水泳選手団を大活躍の道へ導き、水泳選手団の総監督に就任し、占いが外れていつの間にか32歳になっていた田畑政治(阿部サダヲさん)が次回のロサンゼルスオリンピックで更なるメダル獲得を目指すための計画を練る一方で、現役を引退した元陸上選手の金栗四三(中村勘九郎さん)は、上京して熊本に戻って来てはどうかと言いに来た兄の実次(中村獅童さん)を突然亡くし、長く陸上選手としても自分を応援し続けてくれていた兄の優しさに涙を流して感謝していました。脚本は宮藤官九郎さん、第26話と第27話の演出は大根仁さんでした。

シマちゃん(杉咲花さん)が関東大震災で行方不明になったり、人見絹枝さんが亡くなったり、四三さんの兄が亡くなったり、このドラマが「オリンピック」のある時代の華やかさと薄暗い「死」の影とを同時に描いているというところも、何となく印象的に思えます。田畑政治編では田畑さんの勢いのある明るさが、それを際立たせているのかもしれないなと思います。第28回以降も、それなりに楽しみにしながら見ていきたいと思います。
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Author:カンナ
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