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「凪のお暇」第5話

TBSの「金曜ドラマ」の「凪のお暇」の第5話を見ました。

今回は、アパートの隣室の安良城ゴン(中村倫也さん)と付き合うようになってから、ゾンビのような夜型の自堕落な生活を送るようになっていた大島凪(黒木華さん)が、隣の部屋の小学生の白石うらら(白鳥玉季さん)と母親のみすず(吉田羊さん)のたまご料理に救われた夜、自室の洗面台の鏡に映ったゾンビのような自分の背後におばあさんの幽霊を見て絶叫する、というところから始まっていました。その鏡にタイトルの「凪のお暇」が出ていたところも良かったです。

幽霊のおばあさんは、2階の部屋の老婦人の吉永緑(三田佳子さん)でした。翌朝、久しぶりに太陽の光を浴びながら緑さんと一緒にラジオ体操をした凪さんは、交際相手の多いゴンさんとの付き合いを考え直し始めました。

久しぶりの自炊のための買い物帰り、近くのカフェでみすずさんがママ友らしき女性たちから「マウンティング」をされているのを見かけた凪さんは、勇気を出して声をかけて助けようかどうしようか迷っていたのですが、そこへ、みすずさんの働く建設会社の男性社員の中村さんがトラックで通りかかりました。その中村さんにみすずさんが助け出される場面も良かったです。

さらに学校帰りのうららちゃんと遭遇した凪さんは、同級生の母親たちに負けないうららちゃんと、建設現場で働くみすずさんの自分をしっかり持った生き方に感銘を受けました。近くのショッピングモールの建設現場に凪さんと同級生とその母親たちを連れて行ったうららちゃんは、そこで働く母親の姿を自慢そうに見せていたのですが、そこで巨大なクレーンを動かしていたみすずさんは、作業員たちから信頼されている現場監督さんでもあったようでした。お母さんかっこいいでしょ、と嬉しそうなうららちゃんは、同級生の母親の見ていないところでは同級生たちと仲良くしていて、凪さんは、みすずさんはかっこいい、自分で友達を選ぶことのできるうららちゃんもかっこいいと、二人の自立した姿に感動し、旅に出て来ると麗ちゃんに告げて突然走り出しました。

急いでアパートへ戻った凪さんは、黄色い自転車に乗り、ゴンさんとバイクで行った海を目指して走り出しました。

一方、会社員時代の“元彼”の我聞慎二(高橋一生さん)は、凪さんはもういないのだと自覚し、「豆苗」も含め、部屋に残していた凪さんの思い出の品を全て捨てました。復活した慎二さんは、女子社員の足立心(瀧内公美さん)たちによる後輩のストレートロングヘアの市川円(唐田えりかさん)への妬みを含んだ一方的な悪口を「生産性のない悪口」だと一蹴して市川さんを庇い、「八方美人」と言われてしまう女性をどう思うかと市川さんに訊かれると、「八方ブス」より良いと思うと答えました。市川さんは、バスの中で慎二さんに接近しました。慎二さんは心の中で「なるほど」と市川さんに好意を寄せられていることを理解し、それを受け入れることにしたようでした。

夜になっても海にたどり着けない上に転んで怪我をしてしまった凪さんは、スナックの看板を見かけ、道を訊こうと立ち寄ったのですが、そこは慎二さんの行きつけのスナック「バブル」のオープンしたばかりの2号店でした。会社員時代の凪さんは、SNSに旅行の写真を載せている友人たちに「いいね」をしながら、心の中では旅行をしても自分を変えることはできないと冷めた目で見ていたようなのですが、最近になって、その人たちが自分の行きたい場所へ旅行をしていること自体すごいことなのだと思うようになったということでした。お店のママ(武田真治さん)と店員のホステスの杏(中田クルミさん)たちにそのことを話しながら、どうしても今海へ行きたい事情を説明した凪さんのことを、ママは、海までの地図と“幸せの青い鳥丼”を作って応援してくれました。

朝、自転車に乗って遠い海を目指した凪さんは、前にゴンさんと来た海が意外と普通であることにがっかりしつつ、さっぱりとした気持ちでまたアパートに戻り、ごみ屋敷状態になりかけていた部屋を片付けて、ゴンさんに鍵を返しに行きました。ゴンさんは、夜には画家を目指していた女性に別れを切り出されたばかりでした。鍵を返した後、作ったちぎりパンをゴンさんに渡した凪さんは、別れる理由として、ゴンさんに、ゴンさんはいろんな味のちぎりパンみたいだからと言ったのですが、通じなかったので、ちぎりパンを持った女子中学生みたいだからと言い換えました。女子中学生と付き合ったらお縄になる、と理解したゴンさんは、ただのお隣さんに戻りたいという凪さんとの別れ話を受け入れることにしました。

しかし、ハローワークへ出かける凪さんを見送ったゴンさんは、パンを食べながらこれまでの凪さんとの日々を思い出す中で、自分の中に何かを感じたようでした。

ゴンさんとの付き合いを注意したことで凪さんと喧嘩別れをしたままになっている友人の坂本龍子(市川実日子さん)は、東京大学法学部の卒業生だったようでした。その学歴を活かすことができないまま、坂本さんは、知人の紹介である会社に就職を決めていたのですが、そこもまた怪しいセミナーを開催しているブラック企業のようでした。

凪さんも、無職の日々を脱することになりました。「バブル」のママに誘われ、「バブル」の2号店で働くことになったのでした。そして、凪さんがそのお店で忙しく働き始めたその夜、慎二さんが市川さんを連れてお店にやって来たようでした。

脚本は大島里美さん、演出は坪井敏雄さんでした。

うららちゃんと母親のみすずさんの話も、凪さんとの別れを受け入れることにした慎二さんの話も、優しくしたいと思った人に優しくすることはそんなにいけないことなのかと悩み始めたゴンさんの話も、良かったです。

当然のことなのかもしれないのですが、ある人の一面を見ただけでは、その人のことは分からないのだと思います。

“空気を読む”ことから生じる“負の連鎖”を今回抜け出すことができたように見える凪さんと、まだ抜け出すことができない坂本さんとの対比も、良かったように思います。謎のパワーストーンのブレスレットを外さない坂本さんは、妥協したくないと考えていたはずなのに、どうしてまた謎の怪しい会社への就職を決めてしまったのでしょうか。

自分が動かなくても人生が良い方向へ変わることはあるかもしれませんが、ドラマの凪さんたちは、自分が行動することで自分の人生を動かしているように見えます。

坂本さんのことも心配に思えるのですが、凪さんの「お暇」の日々が、新しい仕事が決まった中でこれからどのように展開していくのか、次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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Author:カンナ
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